親綱式墜落防止器具。

今まで、アンテナ工事何の命綱もなしにやっていました。
屋根上ですから、引掛ける箇所も無い。どうしようもない。


んでも、自分のところは、高所のバケットは屋根上まで来ています。
そだ。ここを頼りにすれば、命綱は引掛けられそう。


安全帯で実績のある藤井電工さんの道具です。
http://www.fujii-denko.co.jp/product/17.html



本日届いた、ロリップ78R-4と親綱10m分です。


藤井電工のホームページを見て決めました。
昇方向には、自由に移動、
万が一の落下時にしっかりロックで落下を防止します。



早速、高所作業車に装着しました。


ロリップについている綱は、50cm程です。
金具は、結構重いのでそのまま屋根上ずるずる引きづるのは
屋根破損の危険があるので、駄目そうですね。



こんな屋根縁で支線をステー金具に止める作業に、
綱1本あるだけで、安心感生まれますね。

ヘルメット。

皆さん、屋根に上っていても、
ヘルメットを被らないで作業されている方が多いですね。
自分が見ると、怖くて見てられない。


どんなに暑くとも、被る。禿げて被る。
シートベルトと、一緒です。昔はそれ閉めてる人少なかったでしょう。
習慣付けると、つけないとなんか安心できないな...って気になるものです。



使い込んだ、黄色いヘルメット。


この一つが頭部を守る。
こんな簡単なこと。
プロだから、徹底しなきゃいけないことだと思います。

水平器。

アンテナマストを縦横とも垂直に立てるのに、
水平器をマストにくっつけて
縦OK、方向変えて、横チェックへと付け替えていました。


これ何とかなるはずだよな〜。
最悪でも、水平器二つ用意しておいた方が、付け替えの手間減るし。
付け替えたとき、残りの方角もチェックできる。
思って、これビバホームで見つけました。


縦横水平器。

本体は、直角に屈折できて、
縦横、同時に計測できます。
説明書見たら、本来角鉄柱の垂直見る道具みたいです。


この水平器は、裏面に付いていた磁石が弱い。ここだけ弱点。
25、31のEパイプマストに引っ付くのには、力不足です。
だったら、自分で板磁石買ってきて、強化してみました。



強力接着剤で、今晩中には付くでしょう。
接着材はみ出ていて、みっともないです。
固まったら、この辺のはみ出した奴は除去します。



こんな感じで、マストにつけて水平を見ます。
これ一つで同時に2面を見れます。

足袋。


チャック式の足袋。
アンテナ工事の屋根上作業用に。


加須のスーパービバホームで買いました。
この前、鴻巣のスーパービバ行ったときに、安い足袋を買っていたのですが、
これは、ホック式。
着脱に手間が掛かるということで買い直しました。


ただ、チャック式な分?高かったです。
一足、¥1200位したかな。この前買ったやつは、数百円でしたが。



アンテナ建柱作業には、
注意しすぎる、ってことはありません。
高いけど、念には念を。
落ちたら、いろんな意味で痛いですから。


一緒に、七尺の脚立も購入しました。
¥7950。
脚立の一尺相場は、¥1000と言われているそうですから、妥当な値段ですね。
セガワのアルミの軽いやつです。


これで、脚立の形でベランダから屋根上あがれます。

マストキーパー。

マストキーパー。
前々からあこがれていた。


アンテナ建柱道具のマストキーパー。
噂には聞いていたのです。
S電工さんのblogにもかかれていたし。



マストキーパ上から。


形は、三脚そのものです。
でもでも、それと一番の違いは、その中心点でボルトで押さえる構造でしょうね。
羽生の発明家、Y電気さんの発明だそうです。
簡単な発想かもしれないけど、これは偉いです。



マストキーパを遠くに望みます。
大きな、しっかりした屋根馬。
そう、お客様には見えてしまうかもしれません。




マストを抱えたマストキーパ。
足の長さか。その自重のせいか、支線を少し引いただけでは倒れそうにありません。
すごいですね。マストキーパー。



マストは、付属のネジでしっかり止めて固定します。


建柱完了後、このネジ緩めれば、この道具が抜けるのが味噌です。


アンテナ工事って、2階3階の高所に慣れれば、ぽんぽん進むものなのですが。
アンテナ工事って、通常2人でないと出来ない工事だったのです。
なぜなら、支線を張るまでは、もう一人がマストを安定させておかなければいけなかったから。
これが、アンテナ工事単価下げられなかった、一因になっていたのです。どうしても、2人作業だから。


この道具使えば、一人でマスト建柱出来ちゃいますよ。
素晴らしい。


一部の工事屋さんしか知らない。
これが、勿体ない。そう感じた道具でした。

榛名局UHF-浦和局、東京タワーUHF混合完了。

先週か、先々週にやった工事でした。
既設を撤去で、BS移設の、UHF×2、VHFのボリュームある工事でした。
半日で、終えようと思ったのが無理だったようで。

UU混合器につまずいてしまいました。


UHFについてお客様の要望は、

  • 群馬TVを視聴したい。
  • テレ玉も視聴したい。
  • 地デジもUHFで視聴したい。

これが、3本柱でした。

3番目の地デジは、OKでしょう。
群馬TVと、テレ玉の混合。
これ、普通の混合器でOKでしょう。思っていたのですが、
電材屋さんが持ってきたのは、サン電子HM-204T
説明書読んだだけでも、児玉局-前橋局混合...その文字から、
これ使えないでしょう。
思ったら、思った通りでした。
混合入力した、UHFチャンネル酷い画面になっています。


状況は話したのですが。
話を聞く能力も必要なのですね。


そして、今回訪問となったのでした。
普通のUUで混合できる部材をとW7F-Pをつけてみました。


これで、くっきり。
お客様のご要望に有った工事を完了することが出来ました。

納品された部材の為に、一日で終わるところを、
先先まで伸ばしてしまう。


お客様にもご迷惑おかけしてしまう。


電気材料のみを扱う電材のプロは、電材屋さんであってほしいのですが。
それを求めるのは、今の時代難しいのでしょうか。

TVアンテナレベルチェッカー。

地上デジタルアンテナ調整には必須のレベルチェッカー。
うちでは、マスプロのLCN2を使っています。

以前は、上と下で作業員2名で
下でTVの映り具合見ながら、携帯で連絡取り合っていたんですが、
デジタル調整には必須です。

地上デジタル放送は、35db以上の取得があれば、写ることは写るのですが。
プロに調整頼む以上、お客様としても最大限利得調整は要求したいものでしょう。

従来のアナログ電波であれば、利得MAXの方向から左右にずれると、
TVの移り具合も、少しずつ悪くなっていくので、最大で取れる方向が分かるんですが。

デジタル放送では、35db以上の利得があれば、綺麗に画像は写ります。
逆にそれ以下であれば映らないだけ。映る映らないの境目ではモザイク状態になります。

デジタルは、見た目では、利得の状態は判別できないのです。

ちょっと高い機械(100Kくらい)ですが、当店もデジタル放送本格可動ですし、去年末買ってしまいました。


てな訳で、デジタル調整依頼される際は、依頼される電気工事店屋さんのこの機器の使用有無をご確認下さい。
当店でも大事に、有効に使っていこうと思ってます。