マストキーパー。
前々からあこがれていた。
アンテナ建柱道具のマストキーパー。
噂には聞いていたのです。
S電工さんのblogにもかかれていたし。
形は、三脚そのものです。
でもでも、それと一番の違いは、その中心点でボルトで押さえる構造でしょうね。
羽生の発明家、Y電気さんの発明だそうです。
簡単な発想かもしれないけど、これは偉いです。
マストキーパを遠くに望みます。
大きな、しっかりした屋根馬。
そう、お客様には見えてしまうかもしれません。
マストを抱えたマストキーパ。
足の長さか。その自重のせいか、支線を少し引いただけでは倒れそうにありません。
すごいですね。マストキーパー。
建柱完了後、このネジ緩めれば、この道具が抜けるのが味噌です。
アンテナ工事って、2階3階の高所に慣れれば、ぽんぽん進むものなのですが。
アンテナ工事って、通常2人でないと出来ない工事だったのです。
なぜなら、支線を張るまでは、もう一人がマストを安定させておかなければいけなかったから。
これが、アンテナ工事単価下げられなかった、一因になっていたのです。どうしても、2人作業だから。
この道具使えば、一人でマスト建柱出来ちゃいますよ。
素晴らしい。
一部の工事屋さんしか知らない。
これが、勿体ない。そう感じた道具でした。
榛名局UHF-浦和局、東京タワーUHF混合完了。
先週か、先々週にやった工事でした。
既設を撤去で、BS移設の、UHF×2、VHFのボリュームある工事でした。
半日で、終えようと思ったのが無理だったようで。
UU混合器につまずいてしまいました。
UHFについてお客様の要望は、
- 群馬TVを視聴したい。
- テレ玉も視聴したい。
- 地デジもUHFで視聴したい。
これが、3本柱でした。
3番目の地デジは、OKでしょう。
群馬TVと、テレ玉の混合。
これ、普通の混合器でOKでしょう。思っていたのですが、
電材屋さんが持ってきたのは、サン電子のHM-204T。
説明書読んだだけでも、児玉局-前橋局混合...その文字から、
これ使えないでしょう。
思ったら、思った通りでした。
混合入力した、UHFチャンネル酷い画面になっています。
状況は話したのですが。
話を聞く能力も必要なのですね。
そして、今回訪問となったのでした。
普通のUUで混合できる部材をとW7F-Pをつけてみました。
これで、くっきり。
お客様のご要望に有った工事を完了することが出来ました。
納品された部材の為に、一日で終わるところを、
先先まで伸ばしてしまう。
お客様にもご迷惑おかけしてしまう。
電気材料のみを扱う電材のプロは、電材屋さんであってほしいのですが。
それを求めるのは、今の時代難しいのでしょうか。