電柱上のアンテナ。

日中は、看板の照明工事。

照明の取り付けに、頭をひねりました。


そして、作業中電話が鳴った行田市埼玉のN様。
地デジ対応をされたいそうです。
まずは、お打ち合わせ、見積のつもりで夕方から向かってみます。


着いて分かった。

電柱上のアンテナ群。



電柱だったら、タワー車なんですけど。
道からもですね。
家を挟んでのところにあるので、
うちのタワー車じゃ届かないですね。


お客様は、地上デジタルでオリンピックをとのことで地デジTVを購入されたそう。
量販店さんで、TVを購入されて、宅配されて分かった。
地デジが映らないってこと。
なら、その際アンテナ作業を頼んだそうですが、
うちでは電柱のアンテナはやってないんですよ...って。
断られれてしまったそうです。



まずは、端末で測ってみる。
全チャンネル、レベルがないや。
以前から、アナログのテレ玉もまともに映っていない状態だったようです。


これ、UHFアンテナの性能、方向、どうこうのレベルの話じゃないですね。
どっかが外れている。それが地上か、電柱上か。


まずは、屋外配線追って地上でできることを潰していく。
自分、極端な高所恐怖症ですから、出来れば避けたい所ですが。
ここで見つかなければ、覚悟を決めて胴綱着けて後日電柱に登りますか。


作業中から豪雨、その合間に見つけた、これ。


ピキン。

ブースターの手前で怪しい混合器見つけた。
ch13-35、ch40-62 UU混合器でした。
原因はこれ。


東京タワーに向いている一方のUHF、これを直で測定したら
やや弱いですが、受信できそうです。
ch40-62のほうに刺さっていたのが原因で、フィルターかかっちゃったみたいです。
そしてch38のテレ玉、アナログ見れなかったのも納得できる。
更に言うと、工事の際の混合器の使い方が間違っている。


これを外して、直結でブースターに送る。
宅内で視聴確認、全チャンネル受信OK。やった。
北京オリンピック、残り少ない開催ですが、何とか地デジ画質で見れそうですね。


なんていうかですね。
今回の教訓です。


プロうたっているなら、できることはやってみる。
その他の方策をお客様に提示する。これは最低限で。


うちではできないんですよ。
御客様は、それじゃ、一番、困っちゃいます。