3F屋根上のアンテナ交換工事は怖かったです。

上尾市・戸崎K様アンテナ工事の続き。

昨日から引き続きです。
上尾のK様アンテナ工事。
昨日までに、

  • マスト建柱
  • UHFアンテナ取付
  • VHFアンテナ取付

その大きな仕事は終わっています。


後は、BS/CSアンテナ取付、ブースター取付、支線の補強チェック、実際の画面チェックなどです。



無事、アンテナ工事完了しました。
やっぱり、可能な限り自分が満足できるだけ時間を掛けて
アンテナは工事したいものですね。


その途中の写真。


通常、新築ではアンテナ工事がされていません。
これは、お客様ごとで、ケーブルテレビ、各自でのアンテナ建柱によるTV視聴
その二通りあるからだと思うのですが。


アンテナケーブルは、2F軒下等から入線カバー等使って出してあります。
そのケーブルが建柱場所から短かった。2m程かな。


あんまり途中で繋ぎたくはないけど、

  • 5C中間 ×1
  • 5C接線 ×2

でジョイントです。



繋いだら、普通のビニールテープ→エフコテープ*1でテープ巻き。
この写真では、垂れ下がっていますが。
トラ線の所で、テープ固定して雨水に浸らないようにしています。


みんなやっていることでしょうが、
こうゆうちょっとしたことが、アンテナ工事では重要だったりするわけです。


帰りに、隣のK様実家のアンテナ工事の打ち合わせもさせていただきました。
今は、VHFアンテナしかついていない。
この機会に、まだアナログTVしか設置されてないようでしたが。
TVを入れ替えた時も見据えて早めに地デジ対応をさせてあげたい。


地デジアンテナ追加、+マスト延長、+ブースター追加となりそうです。
既設のBSアンテナがベランダに取付けられていた。これは、現在1カ所口に単独に引き込んである。


BS/CSアンテナは、特に重視されていないよう。
それに、現在のTV受け口は2カ所だし。BSは今まで通りリビングで見ることが、多いでしょう。

ブースターは、UHF-VHFのみ対応のブースター取付。
BSアンテナは、屋根上への移設工事で受け口は、そのまま1カ所。
このように工事のご提案をさせていただきました。


BS/CS対応のブースターにしただけで、ブースターの値段は2倍以上してしまいますから。

鴻巣市・吹上本町N様 アンテナ交換工事。

午後は、吹上本町のN様アンテナ工事です。
内川電気ホームページをご覧になってお問い合わせいただきました。
ありがとうございます。



今回のお客様のご依頼内容は、次の通り。

  • 既設のUHFアンテナは、児玉局方向に向いている。
  • 地デジTV導入を機に、アンテナ設備を地デジ対応させたい。
  • BS/CSアンテナも取付けたい。


メールお問い合わせ内容から工事内容は、見えました。
ただ、気になる項目が...
「3階建て」とのことです。


3階建てだけは苦手。
3階建てでは、ハシゴで登るわけにはいかないし。
だけど、高所作業車、いったん今週いっぱいで下車載せ替え作業で使用不可になってしまう。


数日前に現場打ち合わせをしていただきました。
現場に着いて、見た印象。
やっぱ、3F高そうですよ。


何とか、高所使えるリミットぎりぎりの今日の工事となりました。

そんな不安な気持ちを持ちつつ、午後の工事となったのでした。


3F屋根上は、2Fとは感じる高さの桁が違いますね。
いつも以上に、足に力が入るのを感じます。
作業は、傍目から見たらへっぴり腰の電気工事屋さん。そう見えたでしょう。



3F屋根には丸窓有り。


これが助かりました。
また、両隣の家がアンテナ設置場所までいくと隣り合った形なので
3F建てながら、恐怖心が若干ですが薄れます。
転げ落ちたときは、隣の家の屋根に飛び乗ることをイメージできたから。


作業は、一時既設のアンテナマストを完全に取り外して。
N様にアンテナ状況見ていただき、地上でUHF交換、そう考えていたのですが。


支線の2本だけ残して、横にする。
そのまま屋根上でUHF交換する形に変更しました。
支線を4本とも切ってしまったら、再度建柱するのも。
建柱する際に支線を張り直すのも困難だったから。



東京タワー方向に見える高いマンション。


これは、屋根上に上ったときにすぐ気づいた、マイナス要因の項目でした。
既設のVHFアンテナは、その方向を指していました。



UHFアンテナをLS14TMHに変更、BSアンテナ追加完了です。


無事に工事完了させていただきました。
危険を伴うアンテナ工事。
事故を起こさず、工事完了させることが本当に大事ですよね。
事故一つ起こすことで。自分も痛いけど、お客様に迷惑を掛けてしまいますからね。



できあがりチェック中、最後に気になった点。
VHFアンテナの骨がずれていました。
これは、ステンレス支線で補強です*2



この写真の屋根角度を見てもらうと、屋根の角度もかなり急だったことが分かると思います。
自分ながら、よく頑張りました。

*1:防水自己粘着性テープ

*2:この補強のせいか、既存のアナログTVも安定した視聴になったようです