熊谷 旧大里地区のアンテナ工事。


既設のVHFアンテナです。
屋根馬、アンテナに若干の錆つきが見られました。


内川電気ホームページ経由でお問い合わせ頂いた、熊谷C様。
年末の大風でアンテナ支線の一本が切れてしまったそうです。


通常4本の支線は取ってあるので、3本止めですぐに落ちてくることはないのですが
この機会に地デジも見越してアンテナ立替となりました。


C様から年末の打ち合わせ時には、言われていたのでした。

うちの屋根は急ですよ、って。


この言葉、甘く見ていました。


現場調査、打ち合わせ時には、下から見たらそんなに感じない。
でも、上に上ってみたら、これが急。
さらに、この地域は、荒川近辺なので、今日のような穏やかな日でも風が強い。
耳に寒風があたって痛い。


いつもは、ステー金具を取り付けて。
それから屋根上から、ステンレス支線繋いでいたのですが。
屋根の縁に行くのも怖いくらい。


落ちてしまう危険がある作業は
一番やっちゃ駄目。プロだから。逆に。


俺。少し考えた。
ピキン。


ステンレス支線、ステー金具にはじめっから取り付けておけばいいだべ。
幸い、4本どの支線も、タワー車で中央部分まで持ってこれる。
後は、ポールの取付金具、リングで垂直確かめて調整可能だし。




熊谷 旧大里地区 東京タワー方向には何も有りません。

鴻巣地区とそんなに、東京タワーの距離は相違ない。
逆に熊谷っていうイメージから、地デジ、旧アナログの視聴は難しそう。
そう感じていたのですが、ここは荒川川向こうなだけに、東京タワー方向には何も有りません。


だから、こんなに、取得状況いいのですね。
60dBとか余裕で出ていました。


東京タワーからの距離も大事だけど。
その方向がどれほど離れた距離迄も建物も無く平地に広がっているか。
これも、大きな材料かと実感しました。


データは、地デジ測定データにて。


アンテナ立替完了です。



VHFがちょっと、UHFとずれているのは。
メダカノイズが発生したから。


上下、左右少しずつ動かして。
この辺が、一番そのノイズが少なくなったように感じました。


C様にご依頼された、アンテナ撤去後の屋根馬足の部分。
ここに、ペンキを塗ってみました。

・・・これで完了、
ペンキを塗り途中で落としてしまいました。
申し訳有りません。

TVケーブルは接栓で繋ぎましょう。

途中で見かけた既設アンテナのケーブル接合部です。


これを取り付けたときは、接栓部材が無かったのか。
勿体無かったのか。

バラしては無いですが
内外の線をそれぞれネジって、圧着でもしているのでしょう。


巻いてあるテープは、エフコテープ*1でもないし。
ビニルテープが劣化していったら、簡単に映像障害が起こりそうです。
ここは、雨の通る屋根上だったのですから。


もし、このようにケーブルが短くて繋がなくてはいけない状況だったら。
当店なら

  • 2個のF型接線*2、1つのを使って中継アダプター*3使って

ネジシメしてしっかり繋ぐ。

  • 結合部は、屋根上に置くことせず、軒下等に隠して。
  • 結合部に使うテープは、ビニルテープ→エフコテープの順で巻いて*4できる限りの防水処理です。

*1:防水テープ

*2:FP5等

*3:FA等

*4:こうすることによって、結合部のテープをばらすときも綺麗に取り除けます。エフコは粘着性高くて、しばらくすると一体化してしまいますから。