当店は、東京電力引込工事委託工事店です。
電気工事店でも、東電柱がらみを行えるのは引込工事委託工事店に限定されています。
その為、高所作業車を使って電柱から引込点（責任分界点）までの引込工事も行います。
そんな引込工事委託店でも、手出しできない壁が存在します。
数電柱に1個は乗っているので、皆さんも目にしたことがあると思います。トランスです。通称「釜」。
この機器の役割。高圧から低圧（動力、電灯）の電圧への変換を行います。
トランスの付近に見える細い線。
その上が、高圧（6600V）、下が動力（三相200V）、電灯（単相100V/200V）なのですが。
この細い線には、高圧が流れているのです。
引き込みのDV線が触れた場合の危険を考えてでしょうか。
引込工事委託店でも、トランスの乗った電柱からの引き込みは出来ません。
その場合、当店に依頼された場合も、引込工事は東京電力様の工事となり手続き上、かなりの日数が掛かってしまいます。（経験上、2週間ほど）
急いで送電を希望されるお客様は、引き込み場所から一番近い電柱のこのトランスの有無をご確認下さい。
