何でも、デジタルが万能なわけでもありません。

午前中は急きょの断線対応と、漏電対応と。


一部の箇所が、電気が点かない。
地元のおばあちゃんの朝早くのTELでしたので、ブレーカでも落ちているのだろう、
その仮説での訪問でしたが。



ブレーカーは落ちてない。


考えうる限り、原因は探ってみますが。最終的な結論はこれ。
現場調査ではレアなレアなケースです。
天井裏で断線。
どこかでネズミにでもかじられてしまったのか。




そんなわけで。
対象のブレーカーは、安全のために落として。



浴室照明の仮設対応。


台所、浴室回りと生活するのには必須な、1回路でしたので、
まずは、仮設でコンセント、照明スイッチも。
見た目は悪いけど、まずは、普通に生活できる環境は出来ました。


築年数は、数十年。
天井裏、そこに入る作業するスペース自体がありません。
天井壊してかねぇ、そんなおばあちゃんの声ですが、
どこで断線してるか、特定できませんもんね。


露出にはこだわらないとのことですので、ここは素直に、
露出配線全部の方針へ。
すべてとのことでかなり手間取りそうですけど。


数日内に、ケーブル張替に来ます。
次のもう一軒も、漏電対応でした。


午後から。



ビジネスフォンのアクセスポイントがが赤ランプです。


以前納品した、ビジネスフォンPHS子機の感度が悪くなった。
そのTELから訪問しています。
赤ランプでもついてるのだから、この子機アクセスポイントの故障かと。
断線・TELケーブルの線はないかと思ったのですが。


後日のTELに詳しい、Tソフトさんの同行の元、
一緒に再調査で、機器へのTEL配線に問題がある結論が出ました。
危うく、アクセスポイントの交換をするところだった。
ありがとうございます。



色は写真に撮っておく。


電気工事屋は、黒白、後あるとすれば、赤と緑。
太い配線。それくらいしか、いじらないもので、細かな配線は慎重に。


デジカメで、一枚ぱしゃり取れば、後戻りはできますから。
ここは億劫がらずに、各箇所を。


TEL配線張り替えの方向作業となりました。


TEL配線の張替は、屋根上を渡していきます。
ただ、倉庫の渡りは、幾分隙間が空いています。



渡りは、4尺脚立でブリッジ。


1m程度ですから、お前マリオジャンプしろ、言われれば、
出来ないことはないでしょう。
ですけど、慎重には慎重を期して。


渡る際には、ここを這いつくばりながら、渡ります。



余った屋外用電話ケーブルです。


一束が、200m巻きですから、今回の作業でも当然のように余ります。
これは、どうしよう。
ツイストでよじってある配線なので、障害には強そうです。


当店の業務で使うような用途だと、インターフォン配線かな。



無事、緑ランプになりました。


接続、起動から赤→緑点滅から、緑への常灯。
この瞬間にホッとします。



子機で確認です。


鴻巣市の仮設臨時電灯、一件撤去して今日は終了です。

絶縁抵抗計は、デジタルか、アナログか。

これは、本日使った道具でもあります。
電気工事屋さんなら、必須、
現場で漏電調査には欠かせないですね。



三和電気計器 MG500と共立電気計器 3147Aです。


最近買った、MG500。
持っていたアナログメガーが壊れかかったせいです。
時代は、デジタルだべ。ベイベー。
そんな気持ちで購入しちゃったのかも。


使用感は、はっきり言って、よろしくない。あくまでも当店の印象です。

  • 500Vレンジで使用する際に、レンジ切替とともに一緒にボタンを押さないとエラーになってしまう。

これは安全性を考えてのことでしょう。

  • 反応速度が一瞬、遅い。これにも液晶ゲージもありますが、現場作業では、アナログテスターの針、どれだけ振れるかで一瞬で感覚的にサクサク、漏電を調査していきたい。これは、大きなマイナスです。


結果的には、アナログテスター、現在使ってるものの後継機3147Aの購入再度となりました。
リモートスイッチ付プローブが効いていますね。



MG500。悪くは言ってしまいましたが。
デジタルだけに、数値がはっきり表示されるので、これは新築引き渡しの漏電値の測定、
または、定期調査の際にでも使用することにしましょう。