今日のメインは、電灯回路増設工事をと。
一部が、照明、コンセントが点かなくなったとのことで
以前夜間訪問しています。
1回路に集中してるっぽい。
その際は、一回路の安全ブレーカの方が、落ちていたのでした。
その際の復旧後。
こんな現象、よくありました?お客様にお聞きしました。
そうですね。お客様ご自身が、ブレーカの位置も把握してなかったほどでしたから。
その際がたまにたまにだったようです。
だったら、敢えて工事するほどでもないかもですね。
もし頻繁に、落ちるようでしたら、連絡を下さいね、それをお伝えして。
ブレーカが落ちる現象は、それ以来なかったようですが、
今回は、多数の来客が控える盆になる。
エアコンを安心して同時稼動させたいという事情を、
お客様が気づいて、ご依頼されました。
久しぶりの、我が家。
いつも決まって、夏の時期のような気がします。
まずは、外回しをせずに、配線ルートを探せないか、
現調、工事方針を決めて行きます。
今回のお客様の外壁は、昔、はやったモルタル塗りです。
いつも出来る限り隠蔽でおさめてやる。
その配線の収まりを気にしすぎな電気工事屋さんの意識もありますが、
実際、穴抜くのも、配線をサドルで止めるのも振動ドリルかけて、苦労する。
出来れば、隠蔽でおさめたい所ですから。
2Fからの押入れ、その先をベニア取れば、
2Fの載っていない、本道となる1F天井裏まで辿りつけるのは確認しました。
1Fの分電盤、その先は隙間がなくて人がたどりつけない隙間しか残っていませんが、
奴なら大丈夫でしょう。人じゃないけど。こいつは道具。
じゃん。DENSANさんのですね。
一旦は、2F物置奥からその釣り竿を伸ばしての形で考えていましたが。
竿がしなるや。梁の隙間を交わそうとしても、上段2F床にあたって交わせないや。
方針変更。
逆に、1F点検口からの竿入れに変更します。
こっちなら、大敵の梁隙間まですぐそこですしね。
ですが、コレも、結構苦労しています。
竹竿のように順々に太くなっていく、ケーブルフィッシャーです。
細い先端は通っても、太くなるその先は、途中で引っかかる。
後もう少しなのに。
どうすんべ。
ココまで来て、外回しは勿体無いじゃん。
数十年前から今日を考えていてくれたかのような配線ルート。
梁に、引っかき凹みあって、助かりました。
ここを慎重に狙って、反対側まで。
こっちは、2F壁面、立ち上がりに使用です。
断熱材を掻き分け、ジョイントしつつストレートに進んでいってくれます。
分電盤には、空きスペースがなかったので、
コレを増設、ブレーカボックスとしてみました。
AC×2、冷蔵庫は、台所に2台ありましたが、それは1回路で送りで繋ぐ。
3回路増設工事でしたが、すべて隠蔽で。
べたべた、配線を貼るのは、最後の手段にしています。
まずは、一服してね。考えてみる。自分が楽する為に。
綺麗に仕上げる為にもね。
ここまでで午前中の作業ですね。
後は午後。
行田へ行っての業務用換気扇の交換と、蛍光灯器具の配線替え。回路変更。
数日前に、連絡頂いていた、地元のお客様からの再度連絡が入ります。
一つのブレーカが上げられないと。
訪問すれば、そのとおり。上げれますが、すぐに漏電ブレーカが落ちますね。
対象のブレーカルートの配線までは、突き詰められました。
ケーブル接続は、ワゴ接続でしたので、それをほぐして、
対象配線を突き詰める形。ココまで行けばもうすぐのはず。
突き詰めれば、こんなところで。
お客様ご自身で、最近防水コンセントの交換を行ったようです。
その際に、サイディングにタマタマ触れてしまったのかな?
黒IVのほうは、外皮むき出しで、サイディングに接触して漏電働くのも納得でした。
この辺は、Fケーブルの外皮の被る部分を出来るだけ最短に。
そしてサイディングと接触しそうな箇所はエアコンパテをサヤ管代わりに。
漏電も、原因が分かってしまえば、些細な事だったりします。
それが、当店の工事に生かされたりするので、勉強にもなりますね。
もう一件、お打ち合わせして、酒が飲めます。