調査は、経験。

センサーライト工事の続きです。

熊谷市問屋町のA社様の先週の続きです。


今日はぼちぼちと2箇所。

まずは、センサーライトの取付金具を取り付けます。


電源工事も同時に進め、

裏玄関側、センサーライトが取り付けられました。


そして次。
まずは電源工事を。
こちらも外部に防水コンセントがあって良かった。



横引きはVE管で、立ち上がりはエアコンダクトを利用します。



表の駐車場側のセンサーライトも取り付け終わりました。


追加の残り一箇所は、照明器具が間に合いませんでしたので、
また再訪問、作業予定です。

川里で天窓工事の仕上げ。

お昼を取ってから
朝一連絡頂いていた、Sさん所の天窓工事へ。


こちらは、結線接続とスイッチ設置。
そしてリミット調整といった所。
Com-開閉止の制御4芯、電源RSTの3芯。
結局合計7芯必要でした。


なのに、この前引っ張ったのは、キャブタイヤ4芯のみだ。
追加で引っ張る形になってしまいました。



天窓スイッチ。


そして、追加作業もご依頼されていました。



古い動力配電函。


経年により、外箱が一部壊れていましたので
確かに危険な状態でした。
これを交換です。



古い配電函もブレーカに交換完了です。

菖蒲で天窓の漏電、再び。

菖蒲へ。
漏電しているとのことで。


まずは、現状把握。
闇雲にあたるよりも、これが結構重要だったりします。


結論。
いつも漏電ブレーカが落ちるわけではないけど。
何度も何度も。試してみたら、ある程度のルールで再現性がある。
閉まりかけのタイミングで停止させると、
少し待って漏電ブレーカが落ちるみたい。
経験したことがない。おかしな症状ですね。



H様のビニルハウスには、制御盤の一つのスイッチに、4つの天窓モーターがぶら下がっている。
そして、正常動作のスイッチにもにも4つのモータがついている形。
こちらは正常動作していましたので、結線を入れ替えてみる。
落雷から、制御盤一部故障しておかしくなったとのお話をお客様からお聞きしたので、
まずは、制御盤の異常かと。
制御盤のせいにしてしまえば、楽な落としドコロだったんですけれどね。


ビニルハウス内は、一面にシクラメンが入っていましたから。
制御盤じゃなく、モータ側。
その4つのモーターをハシゴをかけてチェックするのも一苦労です。
出来れば避けたい所だったのです。


やっぱり落ちますね。
明らかに、モーター側です。
なら、一通りチェックしてみましょう。


1週してみて、モーター側、リミット側どちらの配線も
落ちるような漏電値では有りません。
その前に、落ちやすいタイミングがあるということでなんとも。


理由が分からず、途方に暮れてた、2週目。
一番怪しそうな、壊れていたことのある、最初のモーターに戻って気づいた。

リミットの繋ぎが何だかおかしい。
普通に見たら、おかしいよ。これ。


4つスイッチにモータがぶら下がりですが、それぞれ独立で回って止まりますので
リミットは、一つの天窓モーター単独じゃないとおかしいはず。
それが、com以外の開閉線がどっかに送りになっています。


時間の関係で、そこまではチェックしなかったのですが。
多分、奥の天窓モーターリミット端子に送られているみたい。


多分、奥がリミット掛かった瞬間に、手前はリミットが働かないタイミング。
それでおかしい動きをしてしまっていたのでしょう。
理論付けまでしっかり出来なかったですが、
このリミット送り線を外したら、正常動作完了。


この前、現状復帰で配線戻しました。
この天窓モーターBOXは、違うメーカーのものに変えてあります。
間違った結線ですが、昔からこの結線で繋いでいた。たまたま不具合が現れなかった。
それだったようです。


時間は掛かりましたが、結果が出てよかったです。
何とか原因がつかめた瞬間、お客様とお互い良かったね〜って。
正直調査は、めんどくさい作業です。モノを作るわけじゃないから、
時間をかけて、作業が進むものでもない。
でも、この一瞬がたまらない。


また、当店も経験値が一つ上がりました。