再度バッテリー上がった。屋根上から、命からがらの生還です。

吉見町でのアンテナ工事は、初めてになります。
S様は、内川電気ホームページをご覧になってお問い合わせ頂けました。



既設のアンテナの支線が切れている。
そしてそれが屋根上から、ぶら下がっている。
アンテナ倒壊の恐れがあるのではないかとのお問い合わせが、キッカケでした。


まずは、現調で実地測定、現場下見はしてあります。
http://d.hatena.ne.jp/utti0126/20080304


S様の既設アンテナ。
支線は、上下段2段張りで、それぞれ一本ずつ切れていました。
下段の支線止め金具への支線取り付けは、脚立で届くでしょう。
しかし、上段へは支線取付に関しては、届かないです。
高所作業車のアームを伸ばしても、無理でした。


このまま、支線補強、地デジUHF追加できないこともないけど。
鉄支線皮膜付で、年数劣化で支線を切れたようですし、
そのうち、残りの支線も切れてしまう。
数年で建替えの必要が出てくるでしょう。


そんなわけでS様には、まずは既設アンテナの撤去、
そして新規マストでの地デジ対応アンテナ工事をお勧めしました。
せっかくですから、長い目で見てのアンテナ工事を。



吉見町長谷S様 受信方向(東京タワー方向)の景色。



吉見町長谷S様 アンテナ工事完了。


完了写真に高所作業車のバケットが映っています。
これについては、後述。

バッテリーが上がった。今度は屋根上で。

今日のトラブル。
アンテナ工事終わった。さて地上に戻りますか。
バケットでエンジンかけようとしたら、カラカラ。そして止まる。
何だ、これ。


事態を把握したとたん、やな汗が出てくる。
前回、この車を使ったときにも経験した、バッテリー上がり。
今回は、屋根上です。そして俺一人作業です。
どうすんべ。


バッテリー上がりに気づいた瞬間に、
思わず、S電工さんにTELしていました。
実は...との話から始まって、
何とか行ってあげるよ、そう言ってもらえました。
ありがたいです。この辺は、日頃のお互いの信頼感だと思っています。


屋根上から降りられるの?レスキュー呼ぼうか?と。
いや、何とかしますよ。大丈夫です。
その返事するときは、正直それについて考えてなかったです。


屋根から下りる算段を。
高所作業車のアームを伝わって、降りようかと試みた。
45度近くありますよ。そのアームについた油で滑ってしまいそうです。
これ却下。危険度数高すぎます。成功率は低いでしょう。


ならばと、ベランダ伝いに降りる方法を考えてみる。
ここで、本来なら、一服して考えたい所です。
気合を入れなきゃ駄目なくらい。


高所作業車のバケットに胴綱結んで、
それを頼りに、そろそろ降りてみる。
ベランダに、か細いそれでもありがたい物干し台のポールがあったのが良かったです。
それに、降りる足場にし、ベランダに足を着く。
S様には、こんなところからベランダから失礼します、状態でした。



バッテリー充電中。


夕方にはなってしまいましたが、来ていただけました。
暗闇から現れたその小さな応援作業車が、ありがたかったです。
こんなときに、仲間がいると、ホントありがたい。


ベランダから降りてきましたよ。
伝えたら、やっと電気工事屋さんなったね。
ベテランの域に達しつつあるS電工さんの言葉。
俺、褒められたんかな?呆れられたんかな。


この前、バッテリー1個だけ新品にしたんだけど。
それを言ったら、もう一個のバッテリ、
それが負荷になってしまって負荷が掛かったときに24V出し切れなかったみたいです。


明日には、バッテリーもう一個買って来よう。