新幹線沿いの障害地域。

久喜市・北青柳T様の地デジdB実地測定。

久喜のT様は、
内川電気ホームページ経由でお問い合わせいただきました。

  • T様今までのアナログ視聴は、東北新幹線の影響で共聴アンテナで引込。

この辺一帯は、共聴アンテナで視聴されているようです。

地図で住所から調べてみると、
新幹線はすぐそばです。


久喜市は、比較的地上デジタルの利得は高い地域と認識していましたが、
この環境では、マストを新規建柱して、安定的に地デジを取れる自信はない。


T様に事情をご説明して、
テスト測定→支障が無ければ、アンテナ工事実施の流れにさせて頂いたのでした。



テスト測定の様子です。


測定結果は、上記のとおり、利得自体は問題ないです。
次は、仮設アンテナで実際に視聴テストです。


テレビの初期設定->地デジスキャンしても、
フジテレビが引っかからない。


そのうち、新幹線を通るたび、
TBS等のチャンネルにノイズが一面に出るのが分かってしまいました。



東京タワー方面(南)には、その先100mほどで、東北新幹線が走っています。
屋根上マスト立てた高さでは、モロに掛かってしまう高さですから、
こうゆう障害なってしまうのは、なんとなく予想はしていましたが。



T様には、
このままアンテナを設置しても、意味のない工事になってしまう。
大変申し訳ないけれど、工事の取りやめをお話させていただきました。


T様のお話では、自治体では、今のところ
共聴アンテナに地デジアンテナを追加する予定はないとののことです。
自治体のほうは、地デジを取れるかどうかの判断が出来ていない為、
その対応をしなくてはならないという結論まで至ってないようです。
アナログ停波まで、まだ4年ある。
時間的には、まだまだまだから、動いてくれないのでしょう。


新幹線の近いこの地域では、地デジが取れない状況ということは、
今回の測定ではっきりしました。
今回の実地調査が、共聴アンテナの地デジアンテナ対応する、
そのひとつのきっかけになってくれればと思っています。

行田市・南河原K様のアンテナ工事。


マスト新規で建柱したLS14TMH。


既設のVHFアンテナは、ぼろぼろでしたが、
ブーストをかけてかなり改善しました。


これは、アナログテレビ用に残しておくことに。



既設のVHFマスト(前)、今回設置したUHF単独マスト(後)2本立っています。



この地域、他の家を見渡してみると、
児玉局にUHF、その他少々、榛名方向に向いています。


埼玉県の県北、東京タワーからかなり距離のあるこの地域でも
ちょっと高級なUHFアンテナを使えば、
地デジの取得は可能なようです。