あと2年だから、UHF一本でアナログ受信もです。

行田市若小玉へです。



行田市若小玉H様の既設アンテナ。


既設は、天辺でVHFアンテナでアナログ受信、
UHFアンテナも中間取り付けしてありましたが、なぜか繋がっていない状態でした。


ブースターについては、屋根上ではなく、
宅内型で増幅する形です。



LS20を取り付けます。


実地調査済みでしたが、東京タワー、児玉局は厳しい。
テレ玉はご覧にならないとのことですので、
在京キー局をメインの前橋局受信の方針が決まりました。



UVミキサー UV7Fです。


屋根上からは、ブースターへの一本の入力引込ですので、
既設のVHFは残し、LS20との混合は、UV7Fでやるつもりでしたが。


既設VHFアンテナです。



MINNY製のVHFアンテナでした。


独特のフォルムですね。
反射板エレメントが、通常のTの字の変わりに、Vの字です。


この製品、チョッとだけ、工事がしにくい取り付け金具ですね。
蝶ネジを全外ししないと、取り外せない形です。
取り外した細かいネジ等、ふとしたキッカケで手から落下する恐れがある。
ちょっと、進んで工事に使いたくないですね。



マストは若干カットします。


上段のリングから、取り付け位置まで長さがありましたので、
そのぶれ防止に20cmほどカット。



VHFアンテナは中間取り付けへ。


ですが、どうにもVHFの測定結果が思わしくない。
40dB程度の受信レベルも見受けられます。
今までも、VHFアンテナの受信は、特に4chが画像が酷かったそう。
VHFの能力によるものなのか、受信方向に工業団地が位置しているものなのか。


取り付け高さを低くしたこともあってか、さらに画像が乱れています。


それならばと。
前橋局からも、アナログ送信していますね。
オールバンドLS20まで使っていますので、それなりのアナログ画像にはなるはず。


お客様に、ご確認していただくと、まだこちらの方がとのこと。
アナログ停波まで2年ほどしかないですから、
天辺にUHF一本で、地デジとともにアナログも受信をお勧め、その形になりました。
これなら、UV混合器も要りませんね。



行田市若小玉H様 前橋局方向の景色。



行田市若小玉H様 アンテナ工事完了。


今まで、勿体無い。
プラズマテレビでアナログ視聴をされていたそうです。
これからは、地デジ受信で、余裕を持ってバッチリです。