アンテナ交換作業です。

今月頭にアンテナ工事をさせていただいた、
下忍のK様のアンテナ対応工事です。
http://d.hatena.ne.jp/utti0126/20090301


受信方向に高圧線、後ろに上越新幹線の高架その影響でしょう。
拝見させていただいたアナログの画像は、酷いメダカノイズでした。


アナログの画像は、地域の問題ですと言えば、
そこまでですが、出来る限りの対応をさせてください。
本日、再訪問です。



いつも使っているノーマル112C8(手前)と
今回対策用に付けるゴーストキラー112GK12(奥)。


112GK12は、中心ブームは2本ジョイントで
斜め支持板付きですから、大柄です。



行田市下忍K様 VHFアンテナ工事完了。


本来ゴースト対策用でしょうが、
メダカノイズは、4ch以降は軽減されたように感じました。
1ch,3chはノイズは残ってしまいましたが、ごめんなさい。
これで精一杯でした。


そして、行田市長野のY様のところです。


前回訪問時に伺った際に、
ほぼ全チャンネルが見れなくなっていました。


それは、BS/CSブースターツマミが、過入力調整したのが原因。
2分配でBS・CSブースター調整Maxでは強すぎます。
これをMin,アッタネータ-10dBスイッチ入れて、
過入力により障害はなくなったようでしたが。



行田市長野Y様 既設アンテナ。


既設のUHFアンテナは、ノーマル20素子のU204Gでした。
この地域で、ノーマル20素子で東京タワーを狙おうとするのは、
あまりお勧めできるものではないですね。
工事は、量販の下請けさんだったそうですから、
いろんなところで、縛りもあるのでしょうが。


既設のアンテナの測定結果は、かなり悪い。
受信レベルが低いのもありますが、受信品質BERが酷いです。
今日は映っても、明日はどうなるか分からないくらい、ギリギリの品質です。
これは、UHFアンテナを高性能なものに交換、
お話して、アンテナ直のレベル、品質を底上げしましょうとのことになりました。


でも、簡単にアンテナ交換といっても既設は切らずの3.66mそのままです。
屋根馬まで混ぜれば、4mですから、普通に屋根上から手で届く高さでない。


いつも使っている手段、高所作業車のバケットも、
屋根までの距離があって、それも出来ない。


それでもね。交換作業は、7尺脚立を屋根上に立てれば出来るでしょう。
そのくらいに思っていました。
脚立の2m + 自分の手の届く高さ2m = 4mってことでね。



トップのUHFアンテナ交換でマストを横倒しです。


作業は、簡単にいくものでなかったのですね。
脚立を立ててみて上がってみて分かった。
脚立の足は、屋根のトップから、
下に斜めに数十センチは、沈み込む形ですから
気づいた、これ無理だと。


そういえば、脚立を立てて、3.66mのアンテナ交換したことなかったです。
そういうわけでしたか。


考えていても、しょうがない。
マストキーパーをその枕に、片側の支線を緩めて横倒しです。



行田市長野Y様 アンテナ工事完了。


一旦、アンテナ倒して、
立て直しての作業になってしまいますから、本日は幾分手が掛かる作業にはなってしまいました。
アンテナ直でのチェッカーでは、ほぼ全チャンネルの受信品質は
幾分改善できましたので、まずは大丈夫でしょう。


自分の手持ちの7尺脚立じゃ、既設の3.66mマストの
アンテナ交換には、後2尺ほど足らないみたいですね。
後で9尺脚立を購入しましょう。