昨日の引き続き。

これは、昨日の引き続きの作業となります。


天井カーテンのリミットオーバーで
動力電源も、落っこちた。


そのリミット調整は、お客様ご自身でとのことでしたが、
どう調整しても、天井カーテンは止まらないそうです。



天井カーテンのダブルリミットカム。


この型は、年期入ったほう。
おそらく、30年程度でしょうか。


ああ。
数年前、触った覚えがある。


本来、設備屋さんじゃないのですが、必要に駆られて、リミット調整した覚えも。
自分の遠い記憶では、片側ダブルリミットカムの訳は、
一方が、通常のリミット。そしてもう一つは、その片方が故障してしまった場合の保険。
その保障リミット マイクロスイッチ、だったはず。


自分も、開閉双方のリミットカム調整しても、確かに止まらないですね。
テスターで共通端子を中心に、
開閉NC接点の導通調べてみると、リミットのマイクロスイッチは普通に生きてるようです。


お客様手持ちの、機器配線図を見ても分かる。
ああ。そうですね。
いつもは、こっち側のリミットの不具合が多いのですが、
こっちは、壊れていないようです。




開閉器盤のリミットを短絡。


リミットが働くか。
それは、操作盤側で。強制、Fケーブル、短絡、離したりテスト。
そのまま、動きっぱなしです。
レアケースで、操作盤側の。
多分、マグネットの回数劣化で、リミット信号に応答しなくなってしまったのでしょう。


最終的な確認も取りたかったので、
生きている、他の開閉器盤を移設して、その根拠を
お客様へ自信持って言い当てられました。


盤が来たら、再訪です。

メーカーさんの弱点。

後で考えた。


在庫はないから、後で手配だったそうですが、
その間は、困っちゃうもんね。
そして、いちいち高いし。


自分のところで作成なら、部品ひとつ。中身も分かるし、把握できる。
その後のメンテナンスも、マグネットの不具合くらいなら、
当日修理対応可能でしょう。


中に入っているのは、操作スイッチと、テストモードと自動モードのスイッチ。
正転、逆転のマイクロスイッチ
そして、マグネットでしょう。


製品回路図から、自分の中ですぐに動きは見えたし。
自分で作ってしまったほうが、その後のメンテナンスもよいのかと思ったり。


近いうちに、当店のプロトタイプを作って、
テストさせてくださいね。お客様へお話しつつ。