重なるときは重なります。

漏電調査を。
メガーでサクサク追っていきます。


対象は、温床線です。



ジョイント部は、ビニテ巻で地面すれすれです。


温床線のジョイント部が、通常ビニテ巻です。



こちらも同様。だけど黄色。


ビニテの色で、電気工事屋さんがやったのか、
お客様ご自身でやったのか、ある程度見えますね。


量販店の工事屋さんなら、ここはアイボリー。


このまま、ビニテにエフコ巻もちょっと心配なので、
ジョイント部は、PVKボックスへ。
防水ボックスじゃないけど、幾分はましでしょう。


これでも、改善せず、温床線本体の漏電みたい。
農家さんの温床線って、耐用年数は少ないですよね。
思えば、ある程度補強コーティングされた電熱線とは言え。
土の中にそのままに。入れてしまうのだから、ちょっと無理がある。


簡単に言えば、一重被膜の電線を、水分が常にある、
土の中へそのままでですから。
これは、昔からこの形だけど、
改善のしようはないのかな。


そして、地元で天井カーテンがリミット通り過ぎて、
そして、動力電源が不通となったとのことで。


見た感じ、ハウスごとへ、送り配線となっている動力ブレーカは落ちていないし。
なら、配電函ヒューズが切れてるのかと思ったら、
問題はここでした。



屋外にて、ワゴつなぎ。


動力で使わないし、それも屋外でありえないですね。
動かせば、バチンと火花散る。
誰がやった仕事やら。


今まで雨水しみこんで
天井カーテンの今回の過負荷で、ワゴが黒焦げたのでしょう。