天井がダメなら、床下へ逃げる。

台所改造に伴う、お客様要望の
後から4か所のコンセント増設工事となります。


隠ぺいできる限りしたいので、
まずは、通線ルートの確認へ。



見た瞬間に、ちょっと上りたくない天井裏です。


点検口から頭を出したら、すぐ梁。
そして、所々吊天井のところもあります。
出来れば、自分からすすんで、侵入は、したくない。


その上、上がれる点検口は、台所と反対側の側になるので、
ここをかなり進まなければなりません。


でも、後工事、単三化工事で、
SVが張り替えられた、形跡もありますので、何とかなるでしょう。
前任者の足跡、それだけが心の頼りです。


まぁ何とかなるのでしょう。



足の踏み場、体重のかけ方に気を付けます。


ある程度奥まで進めば、2Fは乗っていない、1Fの天井ですので
立ち上がれる、スペースとなります。


片方、体は、反対側の梁に体重をかけながら。
天井側は、バランスを取るくらいの体重のかけ方。
多分、10kg程度の荷重かな。


この辺は、経験としか言いようがないです。



こちらは、天井裏まで通せました。


釣り名人のオレンジ棒を、地上で予め突っ込んでFを結び付け
天井裏から、引っ張る。その作業予想図。
ここは、うまくいきましたが。


残り2カ所は、レアなケースですが、壁内に横に木が入ってるみたい。
オレンジ棒が出て来ないです。
それを頭の中の予想図が、崩れてちょっと焦ります。


もう、ボックス開口しちゃいましたから。
ここは、一服して、落ち着いてみる。


もう一方の選択肢は、残してありました。
天井がだめなら、床下でどうでしょう。



床下へは、チェーン釣り名人が出てきました。


通常の棒状の釣り名人だと、その先端は見えても、
大引に当たって、根太との隙間から、その折り半径が取れず、取り出せません。
でしたので、こちらを。


昔目にしたとき。
ジェフコムさん。
ただのチェーンじゃん。
馬鹿にしていてごめんなさい。


かなり使える、通線道具ですね。たびたび、自分を助けてくれます。
数珠状で微妙に重さもあるので、するする落ちて行ってくれます。



床下から出てきました。


ここまで来てホッと一息。
午前中までの作業で、通線、そのルートを確保できて、
頭の中では、作業は終わった感になってしまいます。


やっぱり、一人で隠ぺいは、手間取りますね。
その都度、上がったり、下がったり。