地デジ受信の為に3種アンテナ交換してみる。

実地調査の際は、雨の中でした
その中でも、ひととおりの測定はし、厳しい環境であるのは分かりました。


まずは、既設のアンテナマストでは高さが足りない。
ですから、まずは、3.66mマストを立ち上げます。



建柱箇所は、まずは、
既設のアンテナ奥を予定していました。


アナログVHFアンテナ止め金具は大幅にさび付いていましたので、
今までのアンテナは残しておきたかったのです。



既設の支線止めは
心もとないので新たに打ち直します。


この中で、気づいた。
手前の支線止めは、ベランダルーフのせいで支線が、屋根中間で打てません。
そこに乗ったら、ひび割れそうでしたから。


ですから、切妻屋根の側面打ち。
その為、既設のマストは撤去することになりました。
出来れば、今までのアンテナは新規マストへ移設しましょう。



支線張り鵜飼手法。


4箇所打って、そこへ支線を止める。
その4本はバケットに乗ったら、それをずるずると
支持するように、バケット上がるたびにずらしていきます。
見た目から、そのように名づけています。


そして、UHFアンテナ選定の件。

まずは、3.66mマストで既設のU204Gを試してみます。


とりあえず、高さは確保しましたからね。
既設は、試してみます。
これは、視聴結果は駄目だ。複数のチャンネルが欠ける。


なら次の手。

次にLS14TMHを試してみる。

次の手は、前橋局も頭に上がったのですが、
8分配?宅内の分配損失を考えたら出来るだけ取得レベルの高い
東京タワー、これを高性能アンテナで数dBでも稼げたらいいのかなと思って。


同じく、東京タワーをパラスタックで狙います。
一応、全チャンネルは映った結果。


ですけど、TVレベルで確認すると、イエローレベルですね。
これでは、マージンが確保できませんね。


ですから。お客様に事情を話して。

レベルが大幅に落ちてるチャンネルは、
BER,CNが悪いチャンネルみたいですから。
受信品質自体は良好なこの方向を。
LS20でも40dBそこそこで、微弱なんですけれどね。



前橋局受信用にLS20を組み立て始めました。


LS14TMHからLS20へ、交換取付。


結果は。
混合器を通して、ブースターかませば、
何とか、TVでのレベルチェックでもグリーンレベルに達したようでした。



鴻巣市北根S様 アンテナ工事完了。



こんな感じで、上から一つ目がLS20で前橋局受信UHF(在京キー局用)、
二つ目が、U204G東京タワー受信UHFで東京タワー受信(テレ玉用)、
三つ目が、地上アナログVHFとなります。


VHFアンテナに関しては、
既設のアンテナの止め金具の錆による損傷が激しいので
手持ちしていた、中古のVHFアンテナへ交換サービスさせていただきました。



既設のブースターはVUB33Nです。



今回のUU混合は、マスプロさんのW7Fです。


前橋局からは、テレ玉受信できませんので、
既設のU204Gをこの混合器で混合します。




鴻巣市北根S様 東京タワー方向の景色。



鴻巣市北根S様 前橋局方向の景色。


と、ここで工事完了と思ったら、
お客様から一部チャンネル不具合の連絡がありました。
年内に対応します。


弱電屋さんで工事屋語るなら、作業をして欲しい。

昨日、打ち合わせさせていただきました。
いつもお世話になっています。屈巣のS建設様です。


S建設様の出入りのパソコン屋さんにのLAN工事に伴う簡単な工事ですが、
お知り合いの電気工事屋さんにやってもらって下さいね、と言われたそうです。


1F天井開け→2F床開けの通線ルート作業。
打ち合わせの際も、話を聞きつつ、
アレ、作業って穴開けるだけですか?


でも、電気工事屋さんですからやります。


1Fから穴あけ。そのままキリサイズでは届きそうにないので
2Fへ移動で、同様に穴あけ。


隙間を覗いて、棒を突っ込んで見ます。

釣り名人が通った。



呼び線は入れておく。



1F,2Fとも4×4BOXでおさめて終了です。


いや。こんな作業も嫌じゃないんですよ。
お仕事ですから、喜んでやらせていただきます。


ですけど、弱電屋さんもやらないのかな。
マニュアル以外の作業は、やろうとしないのか、思ったわけです。
決まっただけの作業って、誰でも出来るんですよね。