電気工事屋さんですから、隠蔽配線でLAN工事をする。

加須のF様です。
内川電気ホームページ経由でお問い合わせ頂きました。
ありがとうございます。


アンテナ工事と同時に、宅内LAN工事のご依頼です。

LAN用に配管あれば、その中をLANケーブルをスルスルとなのですが、
事前の打ち合わせで現場を見させていただいたところ、
お引越し予定の新居にはその配管はないようです。


最悪、外回し、少なくとも1F→2Fの立ち上がり部分は、梁がまず邪魔になる。
VE管仕上げになってしまうかも
知れません。そのお話は、F様にはお伝えしました。


今日の作業は、LAN工事メインです。
それでも2F 3部屋の1F 2部屋の全部屋、LAN対応ですから
作業内容ボリュームありますね。
一日じゃ、足らないかも。



LAN工事 天井裏作業中。


まずは、2Fの天井裏からやってみます。
投光器をつけて屋根裏担当は、俺。
ロフトから、壁についていた横の点検口そのまま進めば、
2Fの天井裏いけますから、それでも入っていくのは楽ですね。



TELチューブとLAN配線。


東側壁に新規の光入線用に引込み口新規設置。
そこから、TELチューブを機器設置予定の場所まで持ってきます。
2Fの一部屋には、帰りに同時にTEL配管用にTELチューブ、LANケーブルを下ろします。





電源、TELチューブ、LAN配線屋根裏からの引込。


お客様から、端末機器、Hub等は、
熱やホコリ、その少ないロフトへの設置のご要望ありましたので、
屋根裏→ロフトに穴あけ引込みます。



ロフトに新規設置されたコンセントと、LANケーブル引込。


表から見たら、こんな感じです。
LANケーブルについては、本数あるから入線カバーを使ってみる。



LANモジュラーが追加された壁端末。



こっちは、同時にTEL配管が追加されています。
そのスペースには、ブランクチップを取り付けてあります。



今回、新規追加した東側TEL引込口。


新築なのに、外壁ぺたぺた傷つけるのは勿体無い。
結局、1F→2Fへの立ち上がりも含めて、
すべて隠蔽配線で仕上げられました。


この辺は、電気工事屋さんの知恵と意地ですね。
建築知らないと、弱電屋さんなら、そのままベタベタ露出配線をしてしまうでしょう。
電気工事は、通線のプロ、隙間を探す、隙間産業です。


今回は、UB上へブースター電源部の取り付けも行いました。
屋外アンテナ工事は、今週天気のよい日を選んで行う予定です。