DXアンテナ UHF−VHFブースター BM-352A。

本日、仕入れ
DXアンテナ UHF-VHFブースター BM-352Aが届きました。




DXアンテナBM-352Aが届きました。
http://www.dxantenna.co.jp/newpro/06/feb01.html


以下は、アンテナ工事を施工する立場から見た簡単なレビューです。



DXアンテナBM-352Aの箱。


ダンボールは、ざらざらっぽい箱。
少し安っぽそうです。



ブースター本体を蓋を開けたところ。


入力モニター端子(-20dB)として、1端子あります。
これは嬉しいかも。ブースト掛かった状態の出力値が簡単に計測できます。
家の中に入らなくても屋根上で、TV受け口の出力値が推測できますね。


また、電源供給されているのを示す、
パイロットランプもマスプロさんと同じく、しっかり付いています。
ブースター異常と思われる障害時に、
出力ケーブルを一旦外してDC15Vをテスターで当てなくても
電源供給されているか一目で分かるので、便利なんですよね。


また、他メーカーでは目にしたことないようなこんな機能も。

DXアンテナBM-352AのVHF利得調整ツマミ。


確か、他メーカーでは、VHFツマミはひとつだけだったはず。
Loチャンネル(1ch〜3ch)とHiチャンネル(4ch〜12ch)が
それぞれ独立したつまみになっています。




ブースター本体の取付金具。


普通に見たら、一見何てことない、裏側ですが、
取付金具が、緩めたときに落下しないようになっています。
これは◎です。


日本アンテナさんのN-35Wとの比較ですが、
こちらはそのプラスチック固定部品の隙間があったので
度々落としてしまう事がありました。


部材の屋根上での落下の危険を少なくしたいですから、
これは施工する側から見たら、大きな点です。



BM-352Aの付属品。


ちょっとエッチな形の防水キャップ。
接線も付属していますが、それぞれ小分けでなく、
日本アンテナさんと一緒で全部一袋。
マスプロさんは、これがそれぞれ小分けで袋に入っています。
この辺は、経費節減なのでしょう。


作業中に接線ナットとリングがバラバラになってしまうことも多い。
残った接線も、ナットだけだったり。リングだけだったり。
出来たら、やっぱり小分け袋に入れて欲しいです。



ブースター電源部裏側。


マスプロさんと同じ構造ですね。
取付ビスピッチを正確に計って、
事前にネジ決めないとUB上等の取り付け設置出来ません。


この取付方式は、結構面倒なのです。
この辺は、日本アンテナさんのN-35Wなどの電源部の方が
ビス止め突起が本体から出ているので、取り付けしやすいです。

総括です。

DXアンテナさんのブースター仕入れは、初めてでした。


販売価格は、マスプロさんに比べて幾分安く、
届くまでは、本体自体の出来はどうかなぁ〜思っていました。


実際、全体を見てみると他メーカーの優れた点を吸収したつくりです。
施工する側、管理しやすいブースターだと思います。
この値段で、満たす機能を良くまとめたブースターですね。


これで当店が実戦に投入して
特に支障がなければ、今後は愛用していくことになるでしょう。