単三化工事(30A→50Aへの増設)の日。

今日は、08/04のblogで打ち合わせした
鴻巣・赤城地区のH様宅、単三化工事でした。


元は、昨日の工事予定でしたが、
朝から台風の影響でいつになったら雨がやむのかわからない。
10時過ぎまで待っていたのですが、
この時間以降に工事開始しても
時間オーバーで工事がその日のうちに終わりそうにないので、
了解いただいて、今日に工事日変更したのでした。(そうゆうわけで、昨日が利根大堰のリフォーム仕上)


台風一過で、朝からピース缶過ぎ。
夏真っ盛りで、汗だらだら。外にそのままいたら頭が痛くなるような暑さ。
ぶっ倒れたくないので、適度に水分と塩分補給で作業してみました。




古いメータ器*1



古い電灯盤。漏電ブレーカなんて洒落たものは付いていません。


幹線のSV14×3の張替えも順調に作業は進み。


分電盤へのSVケーブルの通り道、穴あけドリルで土壁ぶっこ抜いたら。
パン?火花が飛び散ったような。


土壁に埋め込んであったFケーブル当たって
ショートしてしまったようです。
土壁壊して配線改修。土壁はすぐにぼろぼろ崩れるし。苦手です。


そして、その途中Fをつなぐ途中VVF握ってその柔らかさに気づいた。


こんな柔らかい2.0のFなんてない。


ブレーカから出てるVVF、全部(4回路)、VVF1.6×2でした。
1.6じゃ、2P1E20Aブレーカなんか付けちゃいけないのに*2
付いてるの20Aですよ。どこの電気屋さんが配線やったんだか...ぶつぶつ。


普通の分電盤は、20Aブレーカがついてるのが普通だし。
今日持ってきたものもそう。


数十年、このまんまで無事故で使われてきたわけだし。
ここで、15Aブレーカに変えなくても大丈夫そう。
それはそう。


でも、規定上知っているのに、お客様に黙ってここで妥協してしまうのは電気工事屋さんの仕事じゃなくなっちゃう
そんな気がして、やっぱしちゃんと、ケーブル保護するブレーカを付けましょう。


松下のコンパクト21ブレーカの15Aのやつ、取り寄せようとしたら。

  • 電材屋さんには、在庫には20Aのみ。
  • それなら明日以降でもメーカー取り寄せしようとしたら、納期は18日くらいになってしまうらしい(盆休みの関係)
  • 熊谷まで行ってきますか。と、牛山電工に問い合わせても、20Aまでのブレーカしかないらしい。


どうしよう。今日中に工事が完了できないです。
最後の手段とばかり、鴻巣のスーパービバにいってみました。




助かった。ありました。
ある意味、電材屋さんより在庫頼りになるかも。。。


後は、今までの安全ブレーカが20A→15Aに変更したことで
50Aにリミッター上げたのに
各回路で落ちてしまうことも大いに考えられるので。


お客様に、事情を図を書いて。
15Aブレーカ交換の件を説明してみました。
どこまで、お客様にお伝えできたのか自信がないのですが。ニュアンス的には感じ取ってもらえたでしょう。


どこがどこで、こうがこうなって。
言葉でうだうだ言うよりも。
汚い図でも書いてた方がわかりやすいと思うのでできるだけその方法にしています。
電気に関しての説明は難しいです。



そして、単三化後の写真も撮るつもりでしたが。
軽く作業完了するつもりだったのですが最後はバタバタ。
上のようなアクシデントや、ほかにも、4件ほど呼ばれて抜け出していたので、
撮り忘れてしまいました。



こんなに曲がった高所作業車。


SV線の張替えのために。
道路側からブロック塀を乗り越え
高所作業車アタック。

*1:電力メータ

*2:VVF1.6の許容電流、19Aくらい