平面アンテナを。敢えて提案するには理由があります。

お打ち合わせ時の、御客様の想定は、
屋根上の、従来式、八木式アンテナ取付でした。


実地測定を進めていくと、
自分の範疇、県北の測定データと違う。
多くのチャンネルで60dBμオーバーを記録していきます。


お客様宅は、平屋ですけど、そう。屋根上なら、1F上ですが、まず問題なし。
そして、桶川市南端の荒川土手沿いに位置している、
その好立地状況でしょう。
その上、高さを下げても、受信レベル、品質も悪化していきません。


そんなデータを取りつつ。
敢えて、屋根上アンテナ新規に建てる必要があるのかと思い始めた。
日本家屋の立派な屋根ですし、ここに立てるのは勿体ない。


そんな状況を総合判断すれば、すぐにわかる。
1F壁面への平面アンテナの選択肢を、
ご説明しました。


そして、工事日当日。今日。




まずは、軒上で、取付前の最終チェック。


平面アンテナは、ある意味リスキーです。
受信できると、踏んでいても、もし安定受信が望めなかったら。


取付ビスをもんでしまったら。
そんな訳で、最終的な確認は、実機での測定をもとに判断します。


施工前。
軒上に乗せた状態でも、まず問題なしの答えが出て、
俺、ホッとします。
平面アンテナをお客様に、お勧めしたのですものね。


自分のテリトリー。県北地域じゃ、敢えてお勧めしない、
従来の八木式、魚の骨、それに比べて見た目もよい。スッキリしている。
そんな、平面アンテナ多くのお問合せを頂きますが、
今回は、本当にレアケースです。



桶川市川田谷I様 東京タワー方向の景色(完了)。


こんな感じで、すべて開けています。
敢えて、高さを確保する必要がないのが、分かりますか。



桶川市川田谷I様 アンテナ工事完了(UHF)。


お客様にも、スッキリの印象の言葉を頂きました。



桶川市川田谷I様 アンテナ工事完了(BS)。


こちらは、衛星方向、15時の方向が、
UHFアンテナの取付面では、受信可能な取付面が確保出来なかったので
反対面への取付となります。




ブースターは、天井裏の分配器付近です。


屋内配線は、3Cでした。
BSは、強めにブーストすれば、それでも何とか。
ですけど、110°CSに関しては、TV各箇所への配線張替、TV端末交換の恐れはありますのお話は
お打ち合わせ時に上げさせていただきましたが。


UHF,BSから分配器までは、S5CFBにて張替作業を行った為か。どうだか。
問題なく、CSまで全チャンネル視聴可能となりました。




午前中にお電話いただいた件。
菖蒲で、漏電しているようです。



暖房機の、電磁弁が、漏電しています。


暖房機本体が漏電しているのは、すぐにわかりましたが。
その先の、対象モジュール特定へ。メガーで機器配線を追っていきます。


この写真の奥の方の、その部品です。
円筒状の部品です。


まずは、お客様から状況をお聞きして、漏電対象のモジュールを特定して、
後は、設備屋さんの仕事となります。


まずは、手離れ。
古い暖房機ですので、部品がすぐに手に入るかが、心配なところです。