アンテナ工事の一日。

花園へ、地上デジタルアンテナ交換工事。

内川電気ホームページからお問い合わせいただいていました。N様。
地上デジタルの特定チャンネルが見れないようです。


その対策に、お客様が購入されていたのは、マスプロのLS30。


N様宅のアンテナ構成。
UHF(上)+UHF(下)の2本立て。

  • UHF(上):児玉局を取得、アナログ放送を主に受信します。
  • UHF(下):前橋方面(榛名局)を取得、群馬テレビ(アナログ・地デジの群馬テレビ

を取得しているそうです。



交換前のUHFアンテナ(児玉方向)。




上のUHFアンテナを交換してみた。UHFアンテナ・LS30(東京タワー方向)。
組み立ててみて分かった。でかい。今まで見たことないくらい。
VHFの大きいのは今まで経験したことあったのですが、UHFなのに全長3mくらいあります。


ポールと支線が上に上がって、頼りなさそうだったらそれも交換を考慮、という話だったんですが、
マストは25のEパイプですが、錆びもなく確りしている。
屋根馬もそう。


支線は錆びはなかったのですが、しっかりさせたほうがいいかも思ったので、
支線補強(トラ線)をさせていただきました。


LS30を取り付けて、東京タワー方向に向ける。
深谷(花園近辺)でタワー方向から地デジ本当に取れるのか?疑心暗鬼だったんですが。


LS30の高性能のせいで、マージンもって余裕で取れています。
この地域でも、MXテレビ、地デジで取れていることに、N様は感動されています。
そう。
多分いつも使ってるUHFアンテナU204Gだったら、
映像取得できるレベルではどのチャンネルも取れていなかったと思います。


これは、使えるアンテナかも。


問題はここから。


もう一つ下のUHFアンテナをどうするか。
まずは、水平UHFアンテナを上で使っていた垂直アンテナ児玉方面に向けて、
残ってるアナログTVも見れるように思ったのですが、
はっきりした映像が映らない。これでは、今まで見れていた群馬TV(地デジ・アナログとも)は見れなくなります。

その辺目いっぱいです。


それならば、前橋方向向けて、群馬TV(地デジ)も受信できるようにとのことで
すべて、地デジ構成となりました。


この地域は、

  • 東京タワー->地デジの1〜12チャンネル
  • 浦和局->地デジのテレ玉及びアナログのテレ玉
  • 児玉局->アナログのテレ玉及びアナログ1〜12チャンネル
  • 榛名局(前橋)->地ジデの群馬TV及びアナログの群馬TV

すべて、UHFで取得可能です。
だからこそ、デジタル→アナログの移行時期にあたるこの時期に。
どの電波を取得、組み合わせするのか、センスがいります。


お客様の要望に応じて、こちらも勉強していかなければならない。
そう感じた現場でした。

アンテナがぶっ倒れていた。

朝、花園に向かってる最中に、携帯に電話がありました。
お客様も内川電気ホームページをご覧になってS様、
連絡いただいたようです。


鴻巣でアンテナがぶっ倒れたそう。そして、隣宅にアンテナがぶっ倒れている。
電話の内容から、詳しいことは分かりませんが。
現場の様子が分かりました。これは緊急です。


午後の予定を先送り。
急いでた立て直さなけりゃ。
向かったお客様でした。


住所から鴻巣マミーマート付近ということは分かりました。
ここでお客様に連絡。それにしても熱風が吹いてますよ。
電話を受けてお客様の案内からうろちょろ。
なんとか、S様宅を見つけました。


着きました。
隣宅に倒れ掛かる形で、アンテナが倒れています。
鉄製(ビニル皮膜あり)のアンテナ支線だったので錆びてしまったのでしょう。
4本中の1本の支線が切れていました。




上から
UHF1(東京タワー方向・地上デジタルVHFチャンネル用(1〜12ch))

VHF(浦和方向・アナログVHFチャンネル用(1〜12ch))

UHF2(児玉方向・アナログUHFチャンネル用)
の3つアンテナ構成。


ただ、不幸中の幸いというか。
普通は、倒れれば、アンテナが使えないくらい壊れていることが多いのですが
3つとも倒壊してもそれほど骨が折れていません。
これなら、再建柱すれば使えますね。


下の2つのアンテナは、高所作業車で届くのですが、一番上のアンテナは届かない。
まずは、UHF1をマスト全体を回してレベルチェック。


それをお客様にも、画像チェックしていただいて、
高所作業車からVHFとUHF2を回して調整へ。
かなり長いマストにアンテナ3本、支線を張る最中持っているのも大変な作業でしたが、
既存のアンテナがそのまま使えて再建中出来たのでよかったです。