接地抵抗計と絶縁抵抗計(メガー)。

3時過ぎからは、電灯100V引き込み工事。

  • 1号柱*1(鋼管ポール)に幹線ケーブル取付
  • 1号柱(鋼管ポール)の建柱


穴掘りスコップで、建柱中。
電気工事屋さん、実際は、泥臭い仕事も多いのです。


最初に掘った穴、ちょっと道路側にずらした2箇所目の穴とも、
30cmほどでかつかつと硬いものにあたってしまいました。
よくは分からないのですが、土管くさい。


そんなわけで、写真は3箇所目の穴掘りです。
本設工事ですが、今回はモルタル流し込まないので、
いつもの地面から1mほどより少しサービスしてみました。

  • メータ器、リミッター、ブレーカ等の盤取付
  • 電柱から1号柱までのDV線引き込み、接続


この工事は、新規電灯引込。
この電源は主に防犯センサーライト用として利用したいそうです。
それなら、20A1回路フルに使えれば十分でしょう。リミッターは20A契約選択。



また、先週打ち合わせでお話したとき
出来るだけ安価に電気を引き込みたいとのお客様の意向でしたので、
あまり使わなくなった臨時電灯で持っていた部材を流用してみました。



この工事は、臨時電灯工事に
メータ器とリミッターがおまけでついたような工事だったので。
3時間ほどで終わりました。


まだ請求書は書いていないので具体的な金額は分かりませんが。
新品使ったときの工事よりはかなり安上がりに出来たかな、って印象です。
中古部材を使うのお客様に了承いただければ、
抑えた金額で工事を提供することが出来ます。
こうゆう方法も、ありだと思いました。


最後に、コンセントに100V来ていることを確認して
自主検査の接地測定、絶縁測定です。


次は、今日使った電気工事屋さんの道具を紹介です。

*1:東電柱から、外線を最初に受けるお客様持ち物の柱

接地抵抗計。

接地抵抗:アースの抵抗値です。
この値が大きすぎると、万が一の漏電の場合人体に流れる電流値が大きくなってしまいます。
そんなわけで、この値が小さいほど優秀な接地をされていると判断します。


接地抵抗計 本体。



接地抵抗計 コード。



接地抵抗計 測定棒。



接地抵抗計 測定値。
10Ωレンジを選択していますので上の測定値は、5Ωです。
動力、電灯は300V以下の低圧のD種接地が適用されますので
100Ω以下*1が規定値。


というわけで、5Ωの値はかなり優秀な測定値でした。

*1:接地抵抗値は、漏電検知して0.5秒以内に漏電ブレーカがついている場合は、500Ω以下に緩和されます。

絶縁抵抗計(メガー)。

絶縁抵抗:配線器具や配線からの漏電のしづらさのことです。
ほぼ完全に導電物と大地間がシールドされていれば、
その絶縁体の抵抗値が現れるので、抵抗値は、大きいほど優秀。


逆に、漏電ブレーカが頻繁に落ちるようであれば、
絶縁抵抗値は、0に近くなっていきます。



絶縁抵抗計(メガー)測定の様子。
一方(クリップのついてる方)をアースに接続、
もう片方を測定導体に接触させてスイッチON。


これは、漏電を検査する時にも用います。


測定値は、限りなく∞。
これは当然ですけれどね。
新規ですから。

内線規定での絶縁抵抗値
使用電圧(対地) 絶縁抵抗値
100〜150V 0.1MΩ以上 電灯(単相100/200V)
150V〜300V 0.2MΩ以上 動力(三相200V)

ミーの近影。


猫が家に帰ってきたところで、店の奥に逃げ込んだ。
逃げ場をすべて戸締りして、捕まえてみた。


1週間ぶりに頭を撫でました。
なんでお前白いのに所々、茶色い模様入っているんだよ。
歌舞伎役者かよ。


こいつ、やっぱり生意気そうな顔をしていますね。
今にも不平不満を言いそうな。