共聴アンテナの撤去工事です。

今日は、共聴アンテナから自前アンテナに移行完了した、
数月前、熊谷市妻沼での、N様の工事です。


今回は、特に不具合もなく、
完了確認できたということで、今まで使用されていた、共聴設備の撤去を行っていきます。



撤去前の共聴アンテナです。


下から、見てもいろいろついています。



一々、ごついです。


共聴仕様なのですね。
本体のアルミも、分厚い。そして、取付金具もいろいろ大袈裟です。
まぁ、耐久強度を考えると、この作りになるのでしょう。



基本は、アンテナをパイプカットしてばらしていきます。


見積もった段階では、ホイホイだべ。
いったんおろして、って思いながらでしたが、VHFやらFMやら、UHFアンテナやら。
これ、順々に、空中撤去しなきゃダメだと気付きました。


そして、作業しながら気づいたこれ。



マスト天辺のVHFアンテナは届きません。


うちの、12.6mバケットでも、天辺には届きません。
マストも、肉厚で、長さもある、5.5m程度かな。
これは、大物だ。一人で下す段取りを、すぐさま作業しながら考える。癖。




マストをずらして下げていきます。


まずは、アンテナ外して身軽にね。
その当店の鉄則から。
マスト取付金具を緩めれば、マストは低いとこ、手の届くとこ
バケットからでも、折っていけるでしょ。


そして、さらに難題。
上に上がって作業しながら、きづく。



後は、装柱材とラスボスの太い重いマストパイプです。


装柱材は、その撤去段取りは、すぐさま。まぁいいでしょ。


でも、5.5m程度、そして肉厚のこいつ。
マスト、20kg程度かな。
ボルト緩めれば、いろいろ、自分の中で作戦会議しなきゃ、事故っちゃうって
すぐ感じられて、もう一方の手で、ボルトを締め直した。
ふー。まぁ。一服だ。


そのまま、徐々にスライドして、万が一でも、下に落ちても
大丈夫なように、って思っても、光2回線分、このコンクリート柱に来てる。
真下。


考え考え。片手で保持しながら、ボルトを緩めて、


万が一でも、大損害がないように、ロープ一か所にバケットに、止めて、
恐る恐る、徐々にじらして。撤去完了です。


この瞬間、脳汁が出ました。
ダメな内川電気だなー。



共聴アンテナ撤去完了。


何とか無事に。綺麗になりました。



小柱側も撤去完了です。


こっちもいろいろ、機器ついてたけど。
綺麗にね。



共聴アンテナのゴミです。


端折って、作業しながら、細かくしていった。
ゴミ袋バケツにも入れていったはずでも、この量です。


撤去は、完了したはいいけど、当店の高所作業車も。
所詮トラック。作業後に、詰め込めるのかよ。この野郎。
って感じで、午前の部を何とか終えます。


後は、各家庭へ、配ってた。
東電さんの電柱経由でお借りしていたものを、ケーブル撤去するだけ?です。



共聴引込ケーブル撤去中です。


ケーブルのみだったら、そんなに重くはないのですが。
多分、14sq程度のメッセンジャーが抱かれている為でしょ。
金物外した瞬間に、もって行かれそうになる。
そして、下した、ケーブル撤去品も、すごい重いや。



共聴引込ケーブルを下していきます


電柱お借りしてたのを廃止にする手続きで、
共架前と、撤去後の写真を撮りながら、作業を進めます。


共聴ケーブルの撤去も完了ってことですが。
今回の作業完了後、撤去資材を乗せなきゃって仕事がありました。
思い出した。



ゴミ車完成です。


この作業車に載せられるか心配だったところも。
やれば、何とかなっちゃう。
帰りの17号で、落ちて事故起きちゃうのやだから。


ビニテでぐるぐる巻きでね。
お世話になりました。