1.8mマストにするか、3.66mマストにするか。

今日は、加須市花崎北へ。
当店ホームページ測定結果の写真をご覧になって、
付近で工事しているのを見てご依頼いただけたそうです。
ありがとうございます。



道からバケットで。


今日の屋根上までのルートです。
歩道を挟んでその先なので、
屋根の棟には、もう一歩ですが、届きます。



既設のぶたのしっぽ(支線止め)を使います。


お客様の屋根には、支線止めが既についていました。
付近のマンションの建設に伴い、共聴引き込みになり、
屋根上にあったアンテナを撤去してしまったそうです。
その名残。


今回は、これを支線止めに使います。


よく見ると、電灯引き込みDVの取り付け方と、逆の形で回し終わっています。
工事された方が、意味を考えて、こんな金具一つでも、
取り付けたのが分かります。



加須市花崎北W様 東京タワー方向の景色。



加須市花崎北W様 アンテナ工事完了。


差し引いた取り付け支線止めの分は、
標準20素子から、LS14TMHの方に回します。


工事前の測定結果では、20素子ノーマルでも、加須市この地域なら、映ります。
ただし、ちょっとCNが若干低い。


それなら、マストを高く。
1.8mから、3.66mマストへと。
それで、受信状態が良くなりそうな感触は分かります。


地デジ以前、埼北地域だと、
在京キー局アナログVHFとテレ玉用のUHFアンテナの中段と。
その2段構えのアンテナが前提のため、3.66mマストが標準だったりします。


3.66mマスト、今回も改善できる見込みあるのですが。
今回は、アンテナ頼りの変更とさせていただきました。


場合により、工事条件により、
できる限り、1.8mマストを心がけるよう。
どうしてもというときに、3.66マストへとしています。


建てる場合はいいのですが、
工事後の付近の受信環境が変わる場合もあります。


その際に、1.8mマストなら、屋根から手を伸ばして、
それで届かなくても3尺脚立を立てれば、
その上のアンテナ交換を難なく行える。


3.66mマストなら。
交換するなら、8尺脚立持ち出しでしょうか。
屋根上のその作業、現実的には難しい話です。


当店で、マストの天辺にバケットか届く高さでも、
万が一、他の工事屋さんがメンテナンスする際をイメージしても、
できる限り、短いマストに収めたい。


自分の工事のやり易さ。
それよりも、作業中、お客様のアンテナのメンテナンス。
これは、その後も考えてですね。



マスプロさんの電源部です。


久しぶりに、マスプロさんのブースターを使ってみました。
写真は、電源部です。本体片面から予め、ビスが埋め込んである。
ビス留めするのなら、ドライバーでどうぞって。



いつも使っている、DXさん。
裏側52mmピッチのビスベースを打ってから引っ掛けて、
それに比べて、屋根裏ビス留め設置も苦にならない。
これは良い電源部です。


その後は、地元の地デジ現地調査、御見積を回ります。



VHFのみのアンテナは錆び付いています。


アナログテレビも使用されるとのことなので、
これは、工事の際に、何とか撤去、移設してみましょう。



鴻巣市境T様 東京タワー方向の景色。


いい景色です。受信状態は、問題なく。
県北数回って、今になって気づきましたが、
川里・境地域は問題なく受信状態いいですね。



錆び付いたサイドベース取付のアンテナです。


地デジ完全移行まで後一年半。
日に日に、地デジ移行件数が増えて行くのが、感じられていきますね。


それにしても、たかだか一年半。
...完全移行は、たぶん無理でしょう。