鴻巣市ひばり野でアンテナ工事。

鴻巣市ひばり野のF様は、以前実地測定をさせていただいていました。


既設アンテナからの、電波がTV端子に来ていない。
その原因は、宅内ブースター電源部取り外しが原因でした。
ケーブルTV移行で、それが必要なくなっていたのでしょう。
屋根上で、載っていたアンテナケーブルは切り離されていたようです。
それが、打ち合わせ時に気づいたこと。



鴻巣市ひばり野F様の既設アンテナ。


UHFアンテナは、反射板は壊れていて取得Gainはすべて0。
VHFアンテナは、標準的な受信レベルですから、何とか使えそうです。



鴻巣市ひばり野F様受信方向(東京タワー)の景色。


家並みは続いてますが、特に大きな障害物は無し。
ちょっと気になるのは、左後ろにある新幹線の影響かな。
事前、受信測定の際には、良くは無いレベルでした。



錆びのある支線止め付近と支線。


ただ、マスト本体と支線は、このように大変な錆が見られました。
支線は、今なら標準なステンレスでなく鉄線皮膜つきでしたから
今にも切れそうでした。これは、迷わず、変えですよね。


VHFアンテナも、後3年ちょっとで無用の物になるので、
出来るだけ流用したい。これ新品に変えるの勿体無いですよ。
クレ556を多用し、慎重に止めネジを回す。


ポキっとVHFアンテナの止めネジ部が折れた。


やっぱ、錆びの侵食には勝てなかった。


でもでも、倉庫に戻れば、部品取りできるような、アンテナ有ったはず。
止めネジ一箇所壊れたくらいでしょ。


一旦、川里の事務所倉庫に戻って、VHFアンテナを直します。
ネジピッチは同じだったけど、
既設のアンテナ*1と取っておいたマスプロのアンテナじゃ、
マスプロのネジの方が太かった。
これは、ステップドリルで広げてみる。


VHFアンテナも止めネジ部を交換し、修理しました。


結構、綺麗に仕上がっています。
この止めネジ部がアンテナ取り付けの肝だったりしますから、
これなら、アナログ終了までもつでしょう。



後は、工事経過写真を何枚か。



既設のステーは、雨どい止め支線止めですから、使えません。
新規でステー金具を打ちます。
高所作業車で前後させ、すべてそれで。
これだけで、1hほどの作業時間。



メンテナンスも考えて、屋根の手前側にアンテナ位置を変更して有ります。

マストをマストキーパーで固定して、
その為、高所作業車からリング付近で支線を仮止め。
この方法が使えます。


出来るだけ、屋根上での作業を少なくしたいからですね。
作業の危険性も少なくなるし。
今回のような瓦屋根の破損の恐れも少なくなる。


アンテナ工事は、出来るだけ、こうしたい。



F様のアンテナ工事完了です。


日が早いので、もうすぐで真っ暗になる所でした。


F様の引越し予定に合わせて、後日屋内ブースター電源部の設置を行います。

M電気社長がやってきた。


M電気社長が、当店の作業を見にやってきました。
いつもどおり、にこやかな顔で登場です。
こんな社長も、自分より、2つ上。



おもむろに、社用車からゴルフバックを出す。
なぜに、ゴルフバックが常時乗っているんだか。


鴻巣の電気屋さんは、S電工さんもそう。
お茶目な人が多い。

*1:ナショナル製