アンテナ支線取りは、段取りです。

今日の工事の難易度は、お打ち合わせの段階から
分かっていました。



屋根縁までびっちり、太陽光パネルが埋込です。


太陽子パネルの乗った屋根へ、アンテナ設置、
それは、今までも数多くこなしています。
ですが、今回、屋根縁までも太陽光パネルが乗ってしまっています。


切妻屋根、片面それで一面ですから
これでは、支線取りの作業が屋根から移動して
すんなり行きそうにないです。


そのため、屋根から見下ろしつつ作戦を練りつつ。
作業を進めていきます。



屋根から2本の支線を下ろします。


予め打っておいた支線止め目がけ、
まずは、下段、上段二本分の支線を軒へ下ろします。



支線止めを下から止めます。


そのまま、支線止めパネルのせいで歩いていけないので、
下から支線を止めます。


そんな感じでパネルがあることで、
作業は手間が掛かりますが。出来ない訳じゃない。


今回のようそんな難易度の高い、屋根上作業で段取りを考えるのも楽しいものです。
スムーズな作業も大事ですが、パネルを損傷するきっかけを作らないよう。
遠回りする作業段取りも考えます。


作業中も、道具を落とさないよう、
緊張感をもって、いつも以上に時間をかけての作業です。
この辺は、おじいちゃんのリズムです。



マストはコンパクトサイズな1.4mです。


支線回りまで出来れば、後は立てるのみとなります。
出来るだけ、安定を考えてマストサイズもコンパクトに。


お打ち合わせの段階で、屋根から少し出せば、
問題なく受信できる目処は見えていますので、
通常の1.8mマストよりさらに短く。



UHFアンテナまで付きました。


マストが決まれば、もう一歩です。



桶川市朝日M様 東京タワー方向の景色。



桶川市朝日M様 アンテナ工事完了。


工事は、完了しました。
BSアンテナの取付場所は、
ベランダ取付か、屋根上設置か、お客様との工事中の
お話の中、結局屋根上マスト設置となりました。



ベランダへの引き込み線処理。


イレギュラーケースですですが、アンテナ引き込み線
入線カバーは、ベランダのそれだったようです。
屋根軒から目立つ長さですから。


そこまでの引き込み線処理をお客様にも見ていただき、
ビス留め部は、コーキング処理にて終了です。