45°の屋根。

まずは、写真から。



こんな屋根。


屋根は、45°の傾斜です。
多分そうでしょう。屋根の天辺が直角の角度ですから。
計算上は。これは、小学校で習った。


こんな屋根でも、屋根上設置を試みようとしている自分がいます。


たぶんあほですよ、俺。
自分ながら、狂ってるなとは思いますよ。
上から見たら、スキー場の急傾斜、その上の眺めでしたから。
滑り台のような傾斜です。


それでも、あえて今回それを試みようとしているには
後もう少し、高さを確保できれば、受信できるメドまでは確認してあるんです。
今までのブラケット設置では、受信できる見込みがなかったんだもん。
そうするしかない。


その困難な状況に、不安半分、それでもわくわくしている自分がいます。



31EパイプにLS14TMHを取り付けて、リングはRSG32。


せっかくのアンテナ工事ですからと、お客様からお話がありましたので、
リングはRSG32と肉厚なもの、そしてパイプも31を選定しました。



騎西町外川O様 東京タワー方向の景色。



騎西町外川O様 アンテナ工事完了。


終了しました。
そして今回の工事の作業段取りです。
前回の訪問時に思いついた、段取りを試してみました。



支線転がし戦法。


支線釘に支線をとめるのは、この傾斜では出来ない。
なら、支線はころがしで4箇所それぞれ、軒まで流す。
その支線の末端は天辺で、養生テープで止めておきます。


そして支線打ちと支線止めは地上で行う。
これを、上段下段とも手間は掛かりますが、繰り返しました。


支線取りは地上から4尺脚立に乗って。


この急角度ですから、屋根軒は一階まで来ています。


水平確認しての支線絞めは、屋根天辺で命綱をバケットに結べば、出来るでしょうと踏んで。
バケット内から、この作業はしようと思っていたのですが。


家の手前でない。出来るだけ目立たない奥への設置をお客様はご希望でしたので
1.8mほどのマストだから出来ました。今回は。


そして、もう一つこんな屋根にも建てられた条件です。

実は、この平2段屋根があったのが助かりました。


ここが今回のベースキャンプとなりました。
道具も材料も、一旦ここを作業スペースに出来ます。
そして、屋根天辺で作業していても、何かあったときを考えても
こっち側に重心をかけていられる。
何かあったら、こっちに逃げられる。
これは大きい材料でした。


両端とも、この傾斜だったら、ゴメンナサイとお断りしていた所でしょう。



こんな困難な環境でも、
工事できた自分に満足している自分がいます。
そこに山があるから。征服欲?それに通じるものがあるのでしょうか。


3件回って夜からは、行田へ。
光ケーブル引込に伴う、配管工事です。


既存の配管があるはずですが、
電話屋さんが来たそうですがその配管が通らかったことで
光ケーブルの工事が出来なかったそうです。


まずは、既設の配管を確認に2Fの天井裏に上ってみましたが、
天井裏にかける足場がないから、そこまではたどり着けなそう。


なら、新規で引込口作ってしまいましょう。



パネルボックスを取り付けました。



光ケーブル配管工事、宅内完了です。



コーキングはチョッと多めに盛っておきます。



入線カバーを付けて屋外完了です。


光ケーブルへの移行に伴う工事ですが、
工事屋さんは、配管が通らずそのまま帰ってしまったそうです。
配管作ってくださいね、ってことだそう。


上の作業も、些細な1時間程度の作業です。
工事屋さんなのにね。自分はこれしかやらないんですよ。
楽でしょうけど、それを羨ましいとは思わない。
確かに一日に回る現場数もありその縛りのでしょうけどね。


電話が撤去されていますから、その間はお客様は電話が通じない、
こんな状況は容易に想像できるはずですから。


お客様にとっては、改めての開通予定になってしまう。
ご不便をおかけしてしまいます。
何だかな。また阿藤快になっちゃったよ。