自分のリラックススペース。

先日、現場調査に行かせて頂いた、滑川町のY様です。
いつもいつものご依頼ありがとうございます。


調査の結果、1F屋根上では、
地上デジタルの受信は、どうしても不可能でした。
http://d.hatena.ne.jp/utti0126/20081101


それでも、どうしてもと言うのなら、
2F屋根高さの、コン柱建柱でアンテナ取付するしかない。


ですけど、裏の息子さんの新居は安定的地デジが受信できています。
せっかくです、ここからTVケーブルを引っ張る工事に決定しました。



取り外す前のアナログアンテナ。


屋根馬が、かなり錆びていました。



アンテナは取外ししました。


こちらは、綺麗さっぱりと。
そして幾分、瓦の屋根に割れが見られた部分は、コーキング処理をしておきました。


そして、奥の新居の2F建てから
地デジを分配、引き込む形です。


このアンテナは、去年取り付けました。
ですけど、支線のたわみが多少見られますね。



水平器で水平チェック、支線補強しておきます。


これなら、かなりがっちり。



2分配器を取り付けました。


そして、TVケーブルを飛ばす。
今回は、電灯引込柱が、お客様持ちのもので、新居とご実家の間に位置していましたので
高さ確保する為にも、ここを経由、引き込む形となります。



ニューブラケット金具。


こちらはご実家の方のワイヤー留め金具です。
瓦の出を交わしたいですから、出の確保できるこの金具を使用しました。



取付金具 C金物。


こっちは、新居側です。
まだ一年ほどの建物ですから、金具も目立たぬように小さな金具を使用する。
洋屋根切妻屋根ですから、これで十分です。



久々に三連ハシゴ作業です。


必要以上に注意してね。
胴綱、一点止め安全帯もしてね。
ヘルメットももちろん。
落ちたら痛いから。


鋼管ポールに関しては、部材は、
コの字ラックのコン柱バンド取り付けての支線経由にする。
この辺は、大層な出来栄えになってしまったのは、自分が電気工事屋さんのせい。
倉庫にある材料で作業しました。



視聴結果は、もちろんOK。
Y様、お母様はリモコンのボタンの数、そしてチャンネル変更にチョッと戸惑っていましたが、
ご実家でも、地デジに完全移行することが出来ました。



ブースター増幅容量、追加TV受け口の数にもよるでしょうが、
同一敷地内で二世帯でしたら、実は、個々にアンテナを立てる必要は無い。
ひとつに纏めてしまえば、その後のメンテナンスも一本に絞られますしね。
一つのアンテナで飛ばし配線で共有してしまうのも手かもしれません。

異種ケーブルの接続にマスプロ J7K。

今日使った材料です。


ご実家の方は、細いTVケーブル 3Cケーブルでした。
これと、新居からのS5CFBケーブルとの接続をする必要があるわけですが。



マスプロ J7K。
異種同軸ケーブルの接続に。


もちろん、接栓は、3C,4C,5C一通り持ち歩いていますが、
案外、これでもいいのかもしれないかと思いました。


この材料、マスプロさんのカタログでは、
実は、デジタル放送対応マークは付いてません。
この時点で、理論派の方からは、茶々が入りそうです。
でもね、ケーブルが3Cの時点で、デジタル対応ではないでしょう。


よく考えたら、接栓だって、確実にかしめて接続、
そしてネジ止めで抜け落ちないようにとのことで使われているのでしょう。
芯線、外皮との接続面が十分に確保、抜け落ちない施工が出来ればいいのでしょう。
ノイズの入りやすさの多少は、置いといて。


もちろん、新築での屋根上での接続には
5C接栓-中間-5C接栓で接続するべきでしょうが。


3Cの細い芯線は、接栓接続ですと、細い分折れてしまったり。
接続不良になることも案外多い。
部材値段ベースでは、接栓接続とどっこいどっこいですが、
それなら、確実にケーブルが接続できた方がいい。
不具合起こっての戻りの仕事は、避けたい。仕事では確実性を求めますから。



マスプロJ7Kの接続部。


このように、接栓式じゃない。
ネジ止めで、止めるようになっています。
確実に、外編線と中の芯線も目で見て確認できます。



これは、エフコテープでがっちり固めて、軒下に。


5個ほどどんなものかと、注文してみたのですが、
これは既設住宅でのアンテナ改修では、使用感ヨサゲです。
追加で幾つか注文しておこう。


この後は、白岡町へ、お打ち合わせに。

白岡町上野田Y様 東京タワー方向の景色。


おっさんの俺でも、子供には、
高所作業車に乗ったならもてそうでした。
これは、当店のひとつの武器です。

リラックススペース。

最近のお気に入りです。
倉庫に戻って、そのまま事務所に入るよりも。

仕事終わりのリラックススペース。


100Vコンセントを車内に持ち込んでね。
通信環境は、事務所からの無線LANを拾ってね。
小さな事務仕事場になっています。
この空間が落ち着きます。案外、PCベースの仕事なら進む進む。


後藤久美子のリラックススペースが、ヴィッツなら。
自分は、日野デュトロ