論より実践。

朝一は、騎西町へお打ち合わせ。



騎西町日出安I様 東京タワー方向の景色。


そして、川里屈巣のN様の所へ。

瓦が綺麗に葺き替えられていました。


この前、TVケーブルは、ビロンビロンと垂れていた。
瓦仕上がってから、チャンと止めますね、の約束でした。


今日は、本止めです。
工事の追加もご依頼いただきましたので、明日も少し作業予定です。


午後からは、深谷市へ。
お打ち合わせです。


この辺まで来ると、東京タワーを向いているお宅が少ない。
児玉局か、前橋局を狙っています。
まずは、地デジの視聴確認を。



深谷市東大沼N様 前橋局方向の景色。


本当なら、こっちの方が安定受信出来そうかな。
ですが、引込ポールは3F御客様宅に方角的に邪魔されてしまいます。



深谷市東大沼N様 児玉局方向の景色。


それなら、こっち。
今までどおり先日試験放送を始めた児玉局を狙う形でしょう。
当店の試験用アンテナでは、チョッと不安な測定値でしたが、
N様宅の既設アンテナで計って見たら、安定受信できそうです。


今日の懸案事項は、もう一つ。
BS・110°CSの宅内全部屋視聴移行の件。
現在は、数箇所で単独別配線されていますが、
これを出来れば、全部屋端子で視聴移行されたい御要望でした。


N様宅は、3F建てですが、ハウスメーカの仕様で分配器は、
3Fクローゼット上についています。


1Fなんかは、埋設で宅内引き込んで
3F行って帰っての配線です。
数十メートルの配線距離でしょう。


映るんでしょうか?
配線想定距離から、ブースター増幅も考慮して
計算上は、映る。うん、計算上は。多分。
お客様には、ご説明済みでした。


でもね。帯域高いBS・110°CSは減衰が激しい。
長距離配線レアケースですから、ちょっと、言い切れない。


普通なら、やってみなくちゃ分からないですね。
工事屋さんは、そう言うのかも。


でもそれじゃ、お客様が一番困っちゃいますし。
そして何より、工事して映らなかったら、自分的に嫌。


なら当店のやり方。
論より、証拠じゃなく、実践です。
スマートじゃない。原始的ですが。



はい。
ブースターで増幅して仮設でBS・110°CS試験用アンテナを付けてみる。



既設ケーブルはS-5C-FBでした。


さすがセキスイハイムさんの家ですね。
当時は、無印5Cが標準だったでしょうが、
今の標準アルミシールドされたS-5C-FBが配線されています。
この時代に使われていたのですね。


BS視聴の結果も、宅内の全端子OKでした。
減衰せずに長距離配線でも視聴可能だったのは、
この高品位なケーブルもその一因になったのだと思います。