児玉局受信を実測しました。

鴻巣市赤見台のK様は、内川電気ホームページをご覧になってお問い合わせ頂きました。
ありがとうございます。


鴻巣の赤見台地区。
それから、共聴アナログの通っている地域ですね。
メールでお問い合わせ内容から、それがすぐに想定できました。


朝一、到着。
そのとおり、共聴アナログからの地デジへの対応をご希望です。
大きな画面の液晶テレビのアナログでの視聴は、勿体無い。


今回は、アナログTVも続行して今後もご視聴予定とのことでしたので、
それを残しつつ、自前での地、デジUHFアンテナとの混合工事が決まりました。


初訪問ですので、高所作業車から、マスト高さを想定して
まずは地上デジタルの実地測定から始めます。



東京タワー方向の景色。
こちらは、アナログ難聴であった赤見台地区では、
よく取れている印象です。
この地域では、LS14TMHの高性能アンテナをお勧めしておいた方がいいのかな思っていましたが、
H様地区では、当店標準アンテナU204GでOKそうです。



児玉局方向の景色。


この前は、児玉局 試験放送開始されていたのに、測定結果を残せなかった。
こちらから、受信つもりはないですが、一応測定してみます。
東京タワーはすんなり受信できる。
なのに、児玉局のほうは、幾つかのチャンネルには、
ブロックノイズ、視聴不可だったりしますから、


どうしても、東京タワー方向を建物、新幹線等の
受信障害が発生している環境で以外では、
鴻巣地域では、児玉を狙うのは、チョッと積極的はお勧めできないようですね。



鴻巣市赤見台H様 アンテナ工事完了。




ここで、共聴アナログを、地デジを混合しています。


当店で在庫しているUVブースター通過に。
ATT-10dBに、ボリュームツマミをMin最小限に。


VHFアナログについては、80dB程入力ありますから、
ブーストする必要はない。


本来、UVブースターをかますのが、正しいのでしょうけど、
別途UV混合器をお客様にご請求するのは忍びない。


もちろん、端末では、過入力でないのは確認しています。
今のところ、当店では共聴混合は、ブースターでうまく行っています。


以下は、作業中に写真を何枚か。
当店のアンテナ工事に対する、ちょっとした気遣いです。



ケーブルは、マストEパイプ内へ。
天辺は、エフコ防水テープでガードする。



屋根馬下から出てきます。


これなら、同軸ケーブル
チョッとだけ雨風にも強くなる、かな。
誰に教えられたわけではない。


ただ、こうやったら耐久性のあるアンテナを立てられるかな。
素人上がりの自分です。
親方がいる環境で教えられたわけではないですから、
自分が、そう感じたことは、随時現場に生かしています。
工夫して、それが間違っていたと自分で気づいたら次に生かす。


本日の、御客様H様宅は、築20年ほどとのこと。
ブースターの電源をすんなり、本体へ送れるか。それが一つの大きな作業だと思っています。


やはり、H様宅は、端末の送り配線でした。
2Fが屋根上から、一発目、そして1Fリビングへ。
リビングの端末も送り端末で、Out端子で同軸伸びていたのは、最後まで?でしたが。


このままでは、電源を屋根上まで送れない。


マスプロさん、中継・TV-IN電流通過出来る
DCM7SDに端末は交換です。


TV端末を交換しました。


今日の失敗。
2F端末変更により、ブースター電源供給も、OK。
では、リビングで視聴確認してみますか。そりゃ自信満々です。


地上デジタルどころか、今までのアナログも見れない。
これでOKでしょうって思ったところを不意につかれると。
一気に、アタフタする内川電気です。
どうしたんだべ。


H様に指摘されて、後から気づいたことです。

ケーブルが抜けているならTVは映らないです。


1FのTV端末の様子を探りに、プレートとともに、
ケーブル外しておいたんだっけ。


恥ずかしい。


これを戻して、無事に視聴OKとなりました。
ありがとうございました。

御客様とお話して気づかされること。

作業中、H様とはお話させていただきました。
工事依頼をされた後に、当店blogをご覧、
だからこそ、当店の日々の動きも、認知頂いていたようです。


自分の所は、元から小さな電気工事屋さん。
人を増やして大きな仕事ををしたいわけじゃない。
派手に儲けたいわけじゃない。
自分自身、そんな柄でもないし。


自分が現場にいれば、気づくことも、
人に任せっきりにしてしまって目に届かない部分が出てくるのは、想像できる。
それによって生まれるストレスは嫌。


所詮、自営業でしょう。


地味かもね。
自分が現場にかかわって一つ一つ現場をこなしていく。
まずはまだ若い。今はそれだけで自分は十分なんだってね。
一通りやってから、それから先は、もう少したって考えればと。


お話して。
H様には、それが一番ですよって、言葉をかけてもらえました。
俺、一気に嬉しくなる。


作業するだけじゃない。自分の名前で仕事をして。
お客様と直接お話しすること。


これは自分の仕事をするパワーにもなっています。
自分の頭の中にぼんやり思っていること。
言葉に出すことで、ハッキリとイメージが浮かんできます。


四十にして惑わず。
孔子もよく言ったものです。


来年35歳、四捨五入で40です。
チョッとだけの、フライング。